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7月にみた映画や舞台の感想まとめ

まとめるぞー!と意気込み、コツコツ下書きしているあいだに3ヵ月も過ぎていました。光陰矢の如しとはこういうこと。
ということで、7月の4連休(前夜祭ふくむ)でみた映画や舞台の感想をかき連ねます。星の数は私的オススメ度で、★5が最高です。ハイいってみよう!!!

■7/21(水)~前夜祭~【竜とそばかすの姫】★4

ふと「前日から楽しんじゃお!」というハッピーテンションになり、急きょ映画館へ。
細田守監督作品はだいすきで、いままでの作品はすべて鑑賞済み。ナイスタイミングでみることができました。

作品内の世界はサマーウォーズに近く、一部分が美女と野獣でした。いろんな作品が重なっているなと。
たまたまみたバラエティ番組に細田監督が出演していて、その部分は本当に美女と野獣をモチーフにしていると語っていました。そりゃそうだなと合点。

今回はライブ感に力が入っていて、コンサートが大好きなわたしにとってはグッとくるものがありました。みんなで声をそろえて合唱するシーンがもう、ねぇ?心がライブに行きたいと叫んでおりましたよ。

勇気を出して行動すれば、世界は変えられなくても「だれかの世界」は変えられるのかもしれない

上映中の2時間10分、しのぶくんとカミシンのはざまで揺れ続けていました。どっちもいい人だな~~!


■7/22(木)~連休1日目~【舞台・ナポリの男たち】★5

最近ドはまりしているナポリの男たち。舞台があるときいて、配信チケットを購入しました。大川ぶくぶさんの絵、ナポリと相性抜群だな。

ナポリのメンバーが考えた原案を舞台用に練り直し、演者さんたちが表現するスタイルでした。原案の配信はあらかじめ視聴。ネタバレというよりは予習ですね。

大号泣でした。まさかこんなに泣くとは。
顔出しをしていないゲーム実況者グループなので、本人たちが舞台に立つわけではない。それなのに泣いてしまいました。
演者さんたちの熱が画面越しでもひしひしと伝わってくる。もう少し早くナポリにハマっていて、かつこのようなご時世じゃなかったら、会場にいって生でみたかったな。

泣くポイントと同じくらい、爆笑するシーンが山ほどありました。話の流れでボケやツッコミがくるのは分かっているのに…!これも演者さんたちの魅せる力があるからだなぁ。

場内アナウンスや演目前後の小話はナポリが担当。クインテットのようなパペットがかわいかったです。(実際クインテットと同じ会社に依頼したパペットだそう)

アーカイブで3回ほど見返しました。ナポリをもっと好きになったぞ!!ありがとうナポリ!!そして舞台化に関わったすべての方々、ありがとう!!


■7/23(金)~連休2日目~【シング・ストリート 未来へのうた】★3

ここからの3作品はすべてNetflixで自宅鑑賞。
シング・ストリートに関しては別記事で少しまとめました。

最近調べてわかったのが、主演の男の子がオーディションで勝ち抜き、これがデビュー作であったこと。洋画はふだんみていないから演技のどうこうはよくわからないけど、ナチュラルな演技だと思います。スゴイ。

惜しかったのは起承転結の波をあまり感じなかったところかな。もうちょっとヒヤヒヤするような展開がほしかったかも。

クライマックスにさしかかる場面で披露した校長の歌と、いままでちょっかい出してきたいじめっ子が味方になったところはおもしろかったです。思わず「もっとやれー!」と応援してしまいました。

お金や仕事、時間など、なんにも考えずにやりたいことに熱中しているみんながキラキラしていて、まぶしい映画でした。いままでもこれからも、熱中できるようなものに若くして出会えていることが、一番うらやましい。


■7/24(土)~連休3日目~【グリーンブック】★5

さすがアカデミー賞受賞作。とってもすてきなハッピーエンド!
生まれ育った環境とか肌の色とか、そんなの関係ない。心を通わすことができれば、人は親友になれるんだ。

いまだに人種差別は絶えていないし、人が生きている限り、なくなることはないのかもしれない。けれど、少しでもみんなが許しあい、受け入れあう世界になっていけばいいな。
日本人しか知り合いがいないから、外国のおともだちがほしいと思った作品です。

トニーからの「寂しいときは自分から先に手を打たなきゃ」という言葉をドクター・シャーリ―は覚えていて、最後トニー家でホームパーティーをしているところへワインと勇気をもってやってきたシーンは素晴らしかった。思わず感涙。あの世でも仲良しでいてくれたらいいな。


■7/25日~連休最終日~【ブックスマート】★5

しょっぱなから勢いがスゴイ。ザ・外国の高校生!って感じ。
日本のメディアではあまり好まれない下ネタトークだけど、この映画ではそういう系の単語がバンバンでてきます。正直最初は「コレいいのか?!」とびっくりしました。日本と外国の性教育のちがいが如実にあらわれている。

ブックスマート(book smart)は「学識はあるが常識がない」「勉強のできる賢い人だが、実践が乏しい」というマイナスな意味だそうです。なるほど、学業ではずっと好成績をおさめてきたけど、まったく遊んでこなかったモリーとエイミーはブックスマートってことか。

この映画で、これから先もずっと思い出すであろうセリフに出会えました。
好きな男の子がいるけど、自分に自信がなく、へりくだる発言をするモリー。そのモリーに親友のエイミーがビンタをし、こう怒ります。

私の親友に何てことを 今度自分を卑下したらボコボコにするからね
あんたは強くてクールで賢くて美しい 学校一どころか地球一ね

うわ~~~~~!!!こんなこといってくれる存在が近くにいたら、どれだけ心を救われるか!!これ以上ない言葉!!
自分に言われているような気がして、とっても元気がでました。元気出したいときはこの映画をみよう。

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洋画をあまりみないので、自宅鑑賞分はすべて洋画に絞ってみました。
だいぶ洋画への興味がわいてきたので、気になる作品は情勢を鑑みつつ、映画館に足を運ぼう。有意義な4連休でした!

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