「モチベーションをあげるにはどうしたらいいですか?」に答えてみた〜女性経営者のこだわりのメンタル管理術とは?その1〜
みなさん、こんにちは。
株式会社Liberty 代表取締役の三上結香(みかみゆか)です。
久しぶりの仕事術シリーズを。
今回のテーマは、「メンタル管理」です。
社会人になった頃、私は毎日朝起きた時の自分の気持ちがびっくりするほどバラバラでした。
「よっしゃ!やる気満々!今日も1日頑張ろう!」
「う〜ん、なんだか今日はモチベーションがあがらないな〜」
「今日は仕事終わりに彼氏に会うから楽しみ!さぁ、頑張ろう!」
「あ〜もう、何もしたくな〜い」
これは、なにも朝だけのことではありません。
1週間単位でやる気が出ない週があったり、それが1ヶ月続いたりすることも。「五月病」なんて言葉はありますが、私の場合は五月に限った話ではありませんでした。(苦笑)
起業準備を始めたときも、やるべきことは頭ではわかっているものの、その日の気分によってやったりやらなかったり。あまりにも気分感情が激しかったので、「感情のジェットコースター」というあだ名を頂いてしまいました。
そんな私がよく先輩方に質問していたこと。
「モチベーションをあげるには
どうしたらいいんですか?」
今回は、その時に教えて頂いてきたことをまとめてお伝えしようと思います。
その前にこちらから。
そもそもモチベーションをあげる必要ってあったっけ?
いきなりそもそも論!?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は、私が「感情のジェットコースター」を卒業したきっかけがこの問いなのです。
今でもその日のことをよく覚えています。
その日はなんらかの理由でモチベーションが下がっていて、何をするにもやる気が出ない日でした。家にいて、出かける前の身支度をしていた時で、嫌だなぁ〜なんて思いつつ、部屋の姿鏡の前で化粧をしていました。
そこで、ふと、鏡に映った自分を見て問いかけたのです。
「そもそも、モチベーションってあげなきゃいけないんだっけ?」
私は何のために仕事をしているかというと成果を作るため。成果を作るのに、モチベーションって必要なんだっけ?
これが私の変化の第一歩でした。
成果を作るのにモチベーションは必要ないと思う!
私はその時、過去に経験のある部活や勉強を頑張っていた時のことを振り返っていました。
スポーツに例えて、こんな風に思ったのです。
バドミントンをうまくなるには、どうしたらいいんだろう?バドミントンを練習すれば良いよね。
じゃあ、野球をうまくなるには?野球を練習すれば良い。
つまり、何かをうまくなるには、練習すれば良いってこと。
「うまくなる=成果が出る」だとすると、成果を出すためにはつい色んなことが必要だと思って、あれもこれもと考えてしまうけれども、果たしてそれらは必要なことなのでしょうか?
例えば、人柄。
性格の良い悪いに関して、もちろん良いにこしたことはありませんが、「うまくなる」ことに対しては残念ながら、関係がありません。
だから、「あの人、性格悪いけど仕事はできるのよね〜」なんていう会話が生まれるのです。(苦笑)
もちろん、大きな成果を作るには、人柄は非常に重要だと思います。周りから応援されているかどうかや、より多くの人に愛されているかどうかは大事ですよね。
しかし、誤解を恐れずに言うと、いい人であるかどうかは、スポーツや勉強がうまくなることには関係がないと思うのです。
前置きが長くなりましたが、そんなことを鏡を見ながらぼんやり考えながら思ったのです。
うまくなるには練習が必要。逆に言えば、練習さえすればうまくなる。
だとしたら、モチベーションがあがっていようが下がっていようが、やるべきことさえやり続けたら、成果が出るのではないでしょうか?
成果に必要な「やるべきこと」をやり続けよう!
もしかしたら、私は今まで全く成果に関係のないことにこだわっていたのかもしれない!と気付いたその日から、私は「感情のジェットコースター」を卒業しました。
人間ですから、今も感情の上がり下がりはもちろんありますし、モチベーションの上がり下がりもあります。冒頭に書いたような「今日はなんにもやる気が起きな〜い」なんて思う日も、今でもあります。
でもうまくなるには練習をすればいい、と気付いた日から、そういった自分の感情に合わせて行動を変えることは少なくなったような気がします。モチベーションの上がり下がりに関係なく、今日やるべきことをやり続けるのみ、ですもんね。
とはいえ、「成果を作る上で関係ないことはわかったけれども、せっかくやるべきことをやるならモチベーションがアゲアゲな状態でやりたい!」という人もいらっしゃるかと思いますので、次回からはモチベーションを上げるために工夫していることを書いていきたいと思います。