フランク山田

とある地方国立大1年生(今は4年生)

フランク山田

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最近の記事

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冬のベーリング海は轟音に包まれている。ビッグマフくらいにうるさいやつだ。よく考えてみれば物心ついた頃には船に乗っていた。まだ八歳ではあるが一人前のカニ漁師として働いている。末広がりだから八は縁起のいい数字だと何処かの国で言われているらしい。僕には関係ない。明日、いや今を生き残れるかにかかっている。それにしても激しい波だ。気を抜いてしまっては飲み込まれそうだ。この船に長く乗っている船長は言っていた。 「冬のベーリング海に落ちればものの一分でこの世のものではなくなってしまうよ」

    • 働く 何のため Enter

      「はあ、また月曜日か」あまり働いているとは言い難い大学生でもこんな言葉を耳にするし口にする。一週間がまた始まったのか。長い5日間と短い2日間で一週間は構成されているらしい。そんなことありかよ、一週間を6日にして平日休日3日ずつにしようなんて輩が出てきてもおかしくはない。(もちろん、ずっと休日がいいという人もいるだろう) インターンをしてみたりしている自分は、何も考えず口先だけ「とりあえず公務員」って言ってる人たちより少しだけ「働く」について考えているような気がする。というか

      • 花火のように生きて、花火のように死ぬ

        SDGsなどが、台頭しているこの時代にいうことではないかもしれないが、この世のすべてのものは終わりがあるから美しいのだと思う。人の命もアイドルだってそうだ。どこか儚さを感じられるくらいに尊いんだ。美しいんだ。花火のように生きて、花火のように死にたい。なんだ長生きって。長生きして何かいいことがあるのか、健康的な生活して何が楽しいんだ。明日どうなるかだってわからないのに。 クーラーの効いた部屋の中、ゼミでSDGsについての発表。なんだそれ。みんなSDGsに賛成なのか。じゃ消費電

        • 大学1年生が新1年生に伝えたいこと

          はじめまして、おはようございます、こんにちは、こんばんは、おやすみなさい。とある地方国立大1年生(まもなく2年生)のフランク山田です。皆様いかがお過ごしでしょうか。私は元気です(そこまで元気ではない)。 前回の投稿から数ヶ月が経ってしまいましたが、その間忙しく勉学に励んだり、彼女ができて別れたり、働いたりしてました。その合間にnoteに何か書けることないかなと思いつつ、いろんな本を読んでもいました。アウトプットするにはアウトプットありきで本を読んだほうがよいと聞き、その通り

          無力さを感じた秋の終わりの真夜中

          前回noteを書いてどれくらい経っただろう。見返せばわかることだが、今はそうする気もない。今、私はタイトルにある通り無力さを感じている。 私が住んでいるところは学生街で(といっても飲み屋などはない)、平日でも夜になると学生たちの楽しそうな声が聞こえて、「あぁ、羨ましいなぁ」って思う。田舎ではあるが、私はこの学生街特有の雰囲気が好きである(本当に何もないけど…)。 そんな中、いつも通りコンビニからの帰り道、自転車に乗りながら夜の街を進んでいくと、一瞬目の左端に黒い大きな物体

          無力さを感じた秋の終わりの真夜中

          遂にnoteを始めてしまった地方国立1年生

          はじめまして、おはようございます、こんにちは、こんばんは、おやすみなさい。とある地方国立大1年生のフランク山田です。皆様いかがお過ごしでしょうか。私は元気です(そこまで元気ではない)。 私は今年の春、晴れて大学生となったわけですが、このコロナ禍でなかなか思い描いていた大学生活を送ることができていません。 そこで毎日を楽しくするために様々な「楽しいこと」を探していたときに、このnoteというものに出会いました。文章を書くのは上手ではないのは百も承知ですが、書いてみたいという

          遂にnoteを始めてしまった地方国立1年生