🐶🐧アイレット株式会社にジョインしました🎉🎉🎉

冒頭

皆様へ
日々の応援ありがとうございます。
この度私、Yamada Kentoは2022/10/03(月)にアイレット株式会社にジョインしましたことをご報告致します。

不安な情勢が続く中、今日に至るまで健康被害や事故に巻き込まれることなく、無事に入社日を迎えることができたことを幸せに思います。

そして、アイレット株式会社の皆様におきましては今後たくさんのお付き合いがあると思います。その際は何卒よろしくお願いできればと思います。
今回は自己紹介やアイレットにジョインしようと思った理由、自身のマインドなど面接でご質問されたことを中心にまとめていけたらと思います。

具体的には以下の内容について言及します。

• 自己紹介(業界歴や実務年数、前職のことなど)

• アイレットから内定をいただくまでの話(面接の回数や内容、メンツ)

• アイレットへの入社を決めた具体的な理由(なぜ、アイレットなのか)

なお、退職に際して自身の経験や思ったことは退職エントリに書いています。

退職前エントリ(前編)は入社から転職に至るまでの話でまとめています。

退職後エントリ(後編)は入社してからの経験や退職理由、自身の考えを書いています。※思い出ベースです。

自己紹介

要約(簡単に自己紹介)

Yamada Kentoです。現在29歳で実務経験は7年目となりますが、情報工学の分野においては16歳からになりますので13年目に突入しております。
※詳しい職務経歴についてはGitHubをご参照していただければと思います。
※エンジニアになろうと思ったキッカケなど根源的な話は以下の記事を参照していただければと思います。

経歴を簡単に申し上げるとKDDIエボルバという会社でITスペシャリストの新卒1期生として入社後、お客様先常駐のインフラエンジニアとしてキャリアを積み、最終的にはCREとして社内・社外業務の効率化やテクニカルサポート、DWHの構築を通してデータ分析基盤の構築などに携わりました。

前職のポジションとしてはテックリード的なポジションで
技術検証、企画、要件定義、設計、テスト、運用フローの策定、障害対応などのあらゆる工程で活動しておりました。

取得済みの資格について

クラウドではAWS SAA(SAA-C02)だけであり、それ以外は以下のとおりです。

• Python3 エンジニア認定基礎試験

• ExcelVBA エキスパートスタンダードレベル

• MCPC IoT 技術検定基礎（IoT アドバイザ）

• AccessVBA エキスパート ベーシック

• PHP7 初級技術者

• LinuC レベル1

なお、合格していないので言うことではありませんが、挑戦した記録としてはクラウドではAWS Solution Architect Professional と スペシャリティのSCSに挑戦した記録がありますが、いずれも取得には至っていません。
それ以外では Python3データ分析試験のベータ版に挑戦したこともありますが、これも取得には至っていません。

これから取りたい資格について

現在、取得を目指している資格は以下のとおりです。

• AWS認定資格全て

• Google Cloudの認定資格全て

AWS APN Top engineerになることをキャリアの通過点としています。

アピールポイント

得意なことはいくつかございます。
前職の内容から判断するといくつか見えてくるものがございます。

人間としての持ち味はエフィカシーとレジリエンス、しぶとさだと考えていますが、仕事をする上では以下のようなスキルがあると考えています。

• 技術的なことであれば、たいていのことは器用にこなすスキル

• 改善案や具体的なアイデアを提案するスキル

• ひとり客先常駐で磨いた顧客折衝スキル

順番に説明致します。

技術的なことであれば、たいていのことは器用にこなすスキル

まず、前職では全く知らない知見もない技術・製品を幾度となく扱うことがあり、それらを扱って実績を出すことがよくありました。ゆえに技術的なことであれば、たいていのことは器用にこなすことを得意としています。

改善案や具体的なアイデアを提案するスキル

いろんなサービスを支えるサポートチームから要件をヒアリングしてアプリケーションの開発をしてきたこともあり、自分が直接携わっていない業務内容を知って事情を把握し、改善案や具体的なアイデアを提案することも得意としています。

ひとり客先常駐で磨いた顧客折衝スキル

今まで正社員として所属していた企業は1社ですが、常駐の経験としては現場に一人で派遣されるということを3社経験していることもあり、顧客折衝も得意としています。

※そもそも人と話すのが好きです。インフラ構築も開発もやるのですが、技術だけでなく相手のことをよく知りよく考えて提案することが好きです。そういう側面から社内ではエンジニアらしくないとも言われたこともありました。

何者で何をやってきたのか

テクニカルサポート、ネットワークエンジニア、セキュリティエンジニア、データアナリスト、デベロッパーなどなどいろんなロールを経験していますが、技術を持って社内外の問題を解決するという軸だけはブレずに自身としてはCREという認識であり、本質的にはデベロッパーなエンジニアです。
※あまり役には囚われることなく、業界に身を置いている状態です。

なお、直近の実績ではDomo というBIツールを使ったデータ分析基盤の構築です。具体的なことを申し上げることができないので心苦しいですが、簡単に申し上げると既存データのクレンジングとデータから将来を予測する為の分析環境の実装に携わっておりました。

直近における活動はデータ分析となっていますのでデータアナリストに見えるかもしれませんが、実際は以下の３つを中心に業務効率化を実現することを主戦場としています。

• Windows上におけるWebオートメーションの開発

• Windows上における業務アプリケーションの開発

• フルスクラッチによるWebアプリケーションの開発

特にMicrosoftの技術を中心にアプリケーションの開発に携わっておりました。
※Windows Server やADなどで情シス的なノウハウはないですが、Windowsで開発していたこともあり、Microsoft系の技術にキャッチアップしようと思えば、興味駆動でできるような状態です。

外部における活動

キャリアアップの機会とそして、スキルアップの為にいろんなコミュニティとの関わりを持っています。

• 雑食系エンジニアサロン

• Cloud Tech

• LINE Developer Community

• JAWS-UG

• Babylon.js

現在は日本最大級のAWS学習コミュニティである Cloud Techを中心に技術質問の対応をしていますのでCloud Techが技術発信の中心点と言えます。
※周囲からはCloud TechのYamadaとも言われたことがあります。

なお、ここ数年はAWSへのキャッチアップに力を入れていることもある為
特定のJAWS-UGメンバーと関わることもあります。
前職がKDDI100%出資の子会社ということもあり、KDDI社員の皆様やそのつながりが比率的には多いです。
いろんなコミュニティにいますが、いるだけでなく学習した内容の発信もやっています。例えば、QiitaではAWSを中心に用語解説をしています。

@ymd65536のマイページ - Qiita

キラーコンテンツとしては次の2つです。

• 【AWS】用語を整理しながら学ぶ〜というテーマでAWSの用語解説をしている記事

• 【とりあえずハンズオン】というテーマでLINE botを構築している記事

なお、前職でやっていたことについてはアカウントを分けています。
業務の環境はWindowsでしたのでWindowsの話しかしていません。

@ymd65536-microsoftのマイページ - Qiita

コミュニティにおいてはハンズオンイベントの講師、書籍の執筆、LT会に出席しています。

ハンズオンイベント デビュー作品
AWS×LINE で実践！LINE で AWS 利用料金が分かる bot を自作しよう！ - Youtube

https://www.youtube.com/watch?v=w8o5uI2ONGw

ハンズオンイベント 2回目
AWS×LINEで実践！LambdaからLINEに通知しよう！【LINE Notifyハンズオン】- YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=dB43AOW9WFE

ハンズオンイベント3回目
AWS認定資格実力チェックLINEbotを作るハンズオン【Cloud Tech × LINEDC】 - YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=nQIDD5TtD4o

招待LT 1回目

https://www.youtube.com/watch?v=45lPn92vHao&t=1156s

招待LT 2回目

機会を与えてくださった方々は主にLINE Developer Community の皆様でした。

LINE Developers Community - LINE APIを利用する開発者が、学び・共有するコミュニティ

外部活動の多くは主にCloudtechとLINE Developer Communityとのコラボイベントでした。コラボイベントの活動だけでなく、今ではいろんな人の目に留まっているクラウドエンジニアのロードマップの作成とその本の執筆に携わることもできました。

※共同執筆者としてCloudTechのメンバーで執筆した本です。
巻末に自分の名前が載っています。

AWSエンジニア入門講座――学習ロードマップで体系的に学ぶ CloudTechロードマップ作成委員会

AWSエンジニア入門講座――学習ロードマップで体系的に学ぶ

さらに最近ではKindle書籍の執筆作業にも取り組みました。
※金額は0円です。

AWS認定資格 ソリューションアーキテクトアソシエイトの教科書: 合格へ導く虎の巻

Kindle書籍は巻末のサンプル問題作成を主導しました。
アイレットにリファラルしてくださった方(以下、某ペンギンさん)と内容の議論を重ねつつ、問題作成を進めていました。※とても助かりました。

余談

ここまででだいたいの経歴やアピールポイントを紹介しました。
以降は選考過程で起きたことやなぜ、アイレットに入社することを決断したのかなどをつらつらと書いていきます。ご興味のある方は読んでいただけますと幸いです。

アイレット入社に至るまで

スカウトをいただいた企業にエントリーしては落選してを繰り返し、転職活動がうまく行きませんでした。
コミュニティ活動を通してリファラル採用をいただき、カジュアル面談と書類選考、3回の選考を通して内定をいただきました。

入社に至るまでの選考経過については長くなりますが、簡単にまとめます。

入社に至るまでの選考経過

まず、某ペンギンさん経由でカジュアル面談の予定を組みました。カジュアル面談ではアイレット現役メンバーからの会社紹介がありました。
最初は某ペンギンさんの勤務するプリセールスの部署について知りました。

ただ、私自身はパブリッククラウドを使って手を動かしていきたい思いがありましたので話を聞くだけにし、一次面接を受けることにしました。
一次面接では以下のような質問を受けました。

• 志望理由(アイレットを選んだ理由)

• 今までの自分について

• 本業における活動

一次選考を通過してそれから、二次面接ではパブリッククラウドを触りたいということが目的でしたので、インフラ構築セクションという部署のメンバーと面接をすることになりました。

メンバーはCI事業部の事業部長を含む上長のメンバー(8人)でした。
二次面接では以下のような質問を受けました。

• エボルバではできなくてアイレットでなければできないこと

• 実務でやってきたこと

• プライベートの過ごし方

• 将来はどうありたいか(将来のキャリアについて)

二次面接終了後にすぐに電話で連絡がきたのですが、簡単にまとめると
パブリッククラウドを触るだけだとキャリアダウンにつながるのではという話でした。

というのも大規模通信インフラを保守する為のツールを開発することが前職における私の主な業務だった為、ただ単にインフラに触るだけでは勿体無いということでした。

※個人的にもこの提案には賛成であり、前職でできなかったこととしてクラウドを使った業務効率化がありました。

その上で三次面接ではMSP開発セクションのメンバーと会話する機会をいただきました。
基本的には二次面接と同じ質問にはなりましたが、追加の質問としては

• 今までの開発経験

• テックリードとはどのようなものと定義しているか

  • ※自分が当時はテックリードだった為、質問を受けました

• 働き方に関する懸念(リモート前提だが、大丈夫かなど)

• ちょっとした技術質問(機能を作る時、どのような設計にするかなど)

2次面接以降は複数人から一人ずつ質問を受ける形で進む形式になるので
結構大変でしたが、事前に会社がオープンにしている情報を徹底的に調査して自己紹介の練習と徹底的な自己分析をしていましたので安心はありました。

アイレットへの入社を決めた理由

たくさんの選考を経て、入社ができたわけですが、そもそもどんな理由があって入社を決めたのかそれを述べて締めくくりたいと思います。

主な理由

信頼できる人からのリファラル採用

言葉を選ばずに言えばですが、現場にいるメンバーよりも信頼できる人からお誘いを受けたことでした。自分が信頼をおく基準としては尊敬できるかどうかが基準にあります。具体的には3つあります。

• 生きる上で自分の軸がはっきりしている。自立していること

• エンジニア以前に人として経験が豊富であること

• 細かいところを見て、誰も気づかないようなことに気づいてそして、自分の意見があること

相手のことをしっかり調べていることも含まれるとは思いますが、主にこの3つは自分が人を尊敬するどうかを決める時に見るポイントです。

アイレットがKDDIグループであること

これはただ単にKDDIというブランドが欲しかったわけではないです。
そもそもエボルバにいる時点でそれはもう持っていたわけですから、違う理由があります。
簡単に言えば、自社に対して退職交渉の説明する時や納得してもらう時に役に立つということです。
KDDIグループというのはKDDIが築き上げたKDDIのエコシステムです。

同じKDDIフィロソフィを理念に掲げてグループで動いています。
つまりは、エボルバからアイレットに転職してもアウェイ感が少ないということになります。
また、エボルバからは私という人間は消えますが、グループ内で完結することによってグループ単位では技術者の流出を防ぐことにつながります。
※そもそも徒党を組むということはすなわち、テクノロジーの流出を防ぐ意味もあります。

AWSプレミアティアコンサルティングパートナーであること

グループ内で転職しやすいということだけあれば、理由にはならないのですが、この条件によって入社するかどうかが決まりました。
私は業務で、とりわけ本業ではパブリッククラウドを扱ってきませんでした。あまり他責にはしたくないですが、環境的に利用できなかったというところが大きいです。

業務でAWSを利用して自身の価値を底上げしたいと思っていたこともあるのですが、この理由の大きな特徴としては認定パートナーで頑張って働けば、個人として認定が頂けるということです。
※厳密にはAWSに認めてもらう機会ができるということこそが重要

そして、アイレットはこの認定パートナーの中でもトップに位置するプレミアがついています。
つまりはAWSの案件を業務でたくさん受けることが可能であり、認定をもらうことで人財価値の底上げにつながると私は考えました。

ちなみに余談ですが、プレミアティアパートナーランクでスカウトをいただいた企業としてはクラスメソッドがあります。
書類選考で落ちましたが結果、落ちて正解だったと思います。

というのも今思えば、合格しても何をやるかが明確になっていなかったところがあるのとそれこそインフラしかやらず、キャリアダウンにつながるかもしれないと思いました。

まとめ

いろんな壁にぶち当たり、自己分析を徹底的にやってきて悩み続けましたが
ようやく、スタートラインに立てたというの今の実感です。
アイレットの皆様におきましては、これから何卒よろしくお願いできればと思います。
長々と書きましたが、以上です。