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真夏の里山でヨルシカ

先月、人生で初めて能勢電鉄(のせでん)へ乗ってきた。阪急系列でそこの“おさがり”が住宅街から里山へと抜ける“らしからぬ光景”を楽しんできた。ただ、このときは「戻り梅雨」のぐずついた天気だった故に若干の物足りなさを感じていた。

真夏の晴れの下で「ヨルシカ」を聴きたい…!

という目的で再び「のせでん」に乗ることにした。

今回は新型7200系の日生中央行き

川西能勢口から「のせでん」に乗り込む。前回とは打って変わっての晴れ間と猛暑日。住宅街と渓谷を交互に縫うように進んでいく。

妙見口行き5100系「白青ツートン」

山下駅で妙見口行きに乗り換えて、「のせでん」最大の見どころへ。

光風台駅で川西能勢口行きと行き違う。里山なのに10分に1本という高頻度運転。
ときわ台の真新しい家々と迫る山
これ見たかってん!ヨルシカが響くなぁ。
夕立にならんで良かった😊

カーブと坂が連続する林を抜け、時々里山が出現する光景。そこを大都会を走ってきた“元”阪急電車が駆け抜ける超違和感も良い。

そしてこの光景を見て『花に亡霊』『雲と幽霊』suisさんバージョンの『少年時代』『憂一乗』を聴いた。n-bunaさんが見つめた光景やライブツアー『盗作』に出てきたシーンによく似てる里山を僕が一番ノスタルジーを感じる電車、大好きなアーティストと共に乗る列車旅はサイコー。汗だくなこの時期が最も似合う。「推しを楽しむため」みたいなところだが、僕としてはこういう楽しみ方がええ。

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。