歌詞って良い
最近、ヨルシカに傾倒していると聴き方に関して1つ大きな変化があった。それは
歌詞の良さを感じて、読むようになったこと
これまでは音重視で聴いていたから、SILENT SIRENにかなり傾倒していたところから、あいみょんやヨルシカに行き着いた。
ヨルシカ
ヨルシカにハマったのはsuisさんの声が先なのだが、n-bunaさんのセンスや死生観から来る歌詞のネガティブさが刺さったり、文学オマージュでは音に乗せることで文学の良さを認識したりもした。ここから歌詞の良さを知ることになった。
Hakubi
京都のロックバンド『Hakubi』。ボーカル片桐さんの力があるクリアボイスも去ることながら、歌詞は自分が過去から現在にかけての闇に通づる部分があって共感した。一度だけライブを見に行ったこともあって、そのときに語っていたメンバーとの衝突エピソードを思い出すと、ヒステリックに陥りやすい自分とリンクしてしまう。一時は離れてはいたが、久々に聴いて歌詞を見ると「良いバンドやなぁ」と感じる。今度の列車旅では伯備線というたまたまバンド名と被ってる路線に夜の時間に乗る予定で、こう言う時間に似合いそうだし、車内で聴いてみたい。ダジャレチックではあるが苦笑
Suck a Stew Dry
高校時代に歌詞でハマってたのがこのバンド。捻くれた歌詞だが、どこか希望を見出している。高校時代はいろんなことで失敗し、自責し、本音を殺すように生きてきた。そんな暗黒時代に支えてくれたのがネガティブな彼らの曲だった。今は『THURSDAY'S YOUTH』として形や名前がガラリと変わったが、今でも時々聴いたりしている。特に闇を抱えたときは。
音で良さを判断してばかりの僕ではあったが、最近歌詞の大事さが分かってきて、CDの歌詞カードを楽しむことがどれほど良いことなのかも理解できる。最近ライブに誘われた先輩のバンドの歌詞も人間性を理解しているから沁みてくる。見た目とか声とかいろんな要素があってそちらに目と耳が向きがちなのだが、歌詞も作った人の人間性を見る上では侮れない。それが声で昇華されるからそこで良いものが決まってくるのだと思う。
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