母校の凄い同期とスイーツ
滋賀県長浜駅前の複合施設「えきまちテラス」では期間限定のショップが時々出店している。そこに6月限定でオープンしたショップが少し気になっていた。インスタグラムでフォローしている知ってるところで、その店主は僕と同じ高校の同期。文化祭でデュオ組んでギターを弾いていたときから、僕が一方的に知っている人だ。そんな母校出身のすごい人のスイーツを食べてみたくなり、行ってきた。
その店の名は「un.rythme(アンリトム)」と言い、フランス語で1つのリズムを意味する。
ひとつの音楽や映画、言葉で人生が変わることがあると思います。
人生は、ひとつの音とリズムでできている音楽に似ています。
アンリトムのお菓子があなたの人生にとって、ひとつのリズムになりますように。
そして、新しいリズムを作るきっかけになりますように。
インスタの各投稿の最後には上記のような、店やスイーツに込めた願いが記されている。
開店直後に行ってみると早速行列が出来ていて、昨日の分で半分は売れていて、人気や注目の高さが窺えるほか、この店舗はオンライン専門のいわゆる「ゴーストショップ」と呼ばれる形態で、イベント以外のリアル店舗は初めてのことだから、対面で作り手の顔や雰囲気を堪能したい人が多いのだろう。しかも、先日は中日新聞で取材も受けていたから、その宣伝効果も絶大だったろう。
「ティラミス」を目当てに来たが、既に売り切れていたので
こちらの「サンゴールドのトライフル」を注文した。サンゴールドは黄色いのが特徴のキウイで比較的甘めが特徴。その通り甘くて美味しい。スポンジ生地もふわふわしてるし、ホイップの舌触りも滑らかで美味しい。
オンラインもかなり後回しにしていたため、ようやくありつけた。店主はパティシエの専門学校を出たと言うのだから、その味は伊達ではなかった。
帰ってから、土産で買ったブラウニー、コーヒークッキー、リトム棒(棒状のクッキー)を食べてみた。
ブラウニーはホロホロした生地にナッツのアクセントが加わって良い食感。リトム棒はシンプルで余計なものが無くて、素朴な味わいになっている。そして、コーヒークッキーは練り込まれたコーヒーのビターな香りが口一杯に広がって、コーヒー好きにはたまらないおいしさだ。
店主とは高校時代は一度も喋ったことがないし、僕のことも知ってるか怪しいが、こんな素敵な店で地元に貢献している人ってホンマに凄いし、地元愛が強い僕もそんな人になりたいから憧れる。短いひとときだったが、良いものを頂けた。お土産も買えたし、今後も影ながら応援していきたい。そして、また食べてみたいし、比較的スイーツ好きな母と妹にも勧めたい。
↓お土産のお菓子