クレカは無敵じゃない
子どもが親のクレジットカードを用いて、ゲームに課金したり、ライブ配信で投げ銭をするなどして、請求されるとウン百万以上来ていて、親の懐に大ダメージを与えることになってるなんてことがときたまニュースで話題になっていたりする。
それ以外でも、クレジットカードのリボ払いを使いまくったり、過度な浪費の結果、「カード破産」するなど、それにまつわるトラブルが話題になることは多い。
勘違い
使っている人の中にはクレジットを「無敵」と勘違いしている人を見聞きすることがある。あくまでカードの支払いを先送りして口座振替等でまとめて払うだけというクレジットカードの性質を理解していない人も多いように思われる。そして、リボ払いは払っている多くがカード会社への手数料であることも。それで破産したり、個人の財産状況が悪化したと言う人も多いわけだ。
Yukiの使い方
そうは言っても、「そんなあんたはどやねん!」となってくるだろう。実際に僕は、「楽天カード」とクレジット型交通系IC「PiTaPa」を1枚ずつ保有し、買い物の他、「PiTaPa」は列車、バスなどで使用している。
鉄道、バスはともかく、買い物だと、ポチポチしがちだし、衝動で買ってしまうこともあるでしょう。ライブ好きの僕だと、キャッシュレス対応の物販であれこれ使うかもしれない。ただ、そんな誘惑に負けないように、本当に必要かどうかを考えるし、毎日家計簿で管理するなどしている。また、「楽天カード」のリボ払いも使わず、全て一括払いにしている。
こんな風にして、金遣いで落ちこぼれないようにしている。
セキュリティと監視
最近では、カードを使うごとに通知が来るようにできるものもある。そうすれば、こっそり重課金をしてもすぐバレるから、親としてはもしものときの安全対策になる。それ以前に財布なり、カード入れなりを身につけて持っておくことが大事でもある。その上で二重ガードをしておく方がいい。
また、通知機能については、家計簿の記帳にも役立つ。覚えていなくても、通知があれば、パッと見れる。そういう習慣も金銭管理やセキュリティの面では効果的だろう。
便利さ、ポイントなどのお得感やキャッシュレス化の波に乗ってそれなりに使ってる人が多いクレジットカードだが、管理に綻びがあったり、本来の性質を勘違いしてしまうと、金銭的に痛い目に遭いかねない。最近では自動で計算してくれる家計簿アプリなんてのもあったりするが、使った額をキチンと把握する、上限を決めるなど計画して使った方が身のため、不正に使われないためにもきっちり管理する、紛失しないことも大事だ。
それらをきっちり守った上で使えば、本当に「無敵」なアイテムになれるのではないだろうか。