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大雪前夜、思い出す2年前の豪雪。

今季最強&最長の寒波がやってきている。近畿北部をメインに大雪をもたらしているが、その雪が僕が住んでいる京都南部にも流れ込んできている。雪国で育ち、今は雪が少ないところに住んでいるが、こういうときの大雪はかなり警戒している。

2023年の豪雪

京都駅前
1時間前晴れてたのにこうなった。
近所のアイスバーン
ガッチガチで自転車乗れなんだ。

そう思うのは2023年の記録的豪雪。京都では10㎝の積雪となって、アイスバーンがあちこちにできた。自転車はまず乗れないし、私鉄も遅延するレベルだった。この豪雪で1番大変だったのがJR。

JRの立ち往生

JR向日町駅(京都府向日市)にある車庫の分岐線路が凍り付き動かなくなってしまった。電車の立ち往生が多数発生したり、京阪神の広い範囲で運転見合わせしたり影響が大きかった。

大雪翌朝の京阪電車
10分の遅延は出てたぐらいだった。

予想を超える大雪とはいえ、近隣を走る京阪電車や阪急電車が動いていた。自社線に豪雪地帯を抱えるJR西日本ではあるが、現場の消極的な姿勢が目立ってしまった。

豪雪の中行ったヨルシカ

そんな豪雪にヨルシカを見に行った僕。私鉄が動いていたことが幸いし、無事に見ることが叶った。この豪雪を勘案したのかチケット払い戻しOKになっていた。

ふるさとの大雪

雪国育ちの僕にとってはあの豪雪で「雪に弱い土地」であることを気付かされた。10㎝の雪はふるさとでは序ノ口の序ノ口だ。

ある夜の長浜駅前(2015年ごろ)

僕が高校まで住んでいた滋賀県長浜市をはじめとした「湖北地方」は50〜100㎝の大雪が当たり前のように降る。「余呉町柳ヶ瀬」には積雪計が設置されていて、大雪のニュースではよく名前が出てくる。

高月の雪

長浜市高月町
倉庫敷地に積まれた除雪の山。

面積が広い市内で積雪量にバラつきはあるが、僕が住んでた「高月町」はかなりの量が降る。スーパーの建物3分の2ぐらいまで積まれた「除雪の雪山」は当たり前の光景だった。幼稚園か小1の頃には踏切で「ラッセル車(除雪列車)」に遭遇したこともある。

ちょっと降っても怖い

「湖北の大雪」を経験した僕にとっては10㎝は屁でもないレベルだが、雪の防備が弱い京阪神や東京ではあっという間に日常が麻痺してしまう。それを間近で経験した僕は今夜の大雪がなんか怖い。雪国と雪弱い土地では怖さのレベルが違う。できることと言えば、雪に備えて歩きを覚悟し、いつもよりも家を早めに出ることぐらいだろう。雪なら電車は動いてくれるだろうとは信じているが、最悪、アイスバーンはできることだろうから。


明日はレッスン、あさっては「文フリ広島」に参戦する。明日の晩に姫路のカプセルホテルに泊まり、朝イチの新幹線に乗って広島へ向かう。瀬戸内沿いなら雪は大丈夫そうだが、関ヶ原からやってくる新幹線の遅延が不安だ。それでも、文フリでよく絡んでるnoterに会えるのは楽しみ。いろんな緊張や不安と会いたかった人に会えるワクワクが同居するなんとも言えない気持ちだ。

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Yuki(ゆうき)
ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。

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