「好きでも嫌いなあまのじゃく」見てきた。
映画『好きでも嫌いなあまのじゃく』を公開初日で見に行った。
元はと言えば、主題歌が『ずっと真夜中でいいのに。(ずとまよ)』。僕が大好きなバンドが歌ってるっていうミーハーな理由だ。それだけかと思いきやそうではなく、物語の主人公があまりにも僕にそっくり過ぎるというのもある。
あらすじ、僕と柊
あらすじの前半を抜粋すると
柊という少年の
みんなに嫌われたくない
断れない
親友と呼べる友だちがいない
ところはまさに僕そのもの。くせ毛のいで立ちやメガネルック、体格もそんな感じ。それぐらい僕よく似てた。劇中で親の決定に逆らえない描写もあって、もはや生き写しだ。
山形の聖地
物語では山形県が主な舞台になっている。
山形線普通列車と米沢駅
山交バス
田んぼにそびえ立つ41階マンション
日枝神社
米沢の温泉宿「宝寿の湯」
山形県内に実在する施設や風景が多く登場。聖地巡礼もやってみたくなる。
おてつたびしたい
宝寿の湯で柊がお手伝いしている描写は僕がやりたい「おてつたび」で募集してることによく似ている。どんな人に出会うかわからないが、見ているとやりたくなってくる。ちょうど2ヶ月前に山形県新庄市の地域おこし協力隊員とも知り合ってるし、何か伝手はないだろうかなんて考える。
ノベライズで予習
映画が気になってノベライズを買って事前に予習した。予習した甲斐もあってか、物語がスッと入ってくる。だいたい書いてあった、想像した通りの人だった。知ってる流れを大まかに理解した上で映像に仕上げられてると深く分かるようになる。こういうのも読んでみるもんだ。
遠いけど行きたい
好きなバンドが主題歌っていうところから入ってみたら、自分を写す鏡のような映画だった。ずとまよも泣けたが、本編を見ていても感極まる場面が多かった。関西人からしてみると山形は遠いところで僕自身は上陸経験が皆無。だけども、映画の描写、柊やツムギが辿った道を追ってみたくなった。
京都から山形まで新幹線2本乗り継ぎで片道6時間かつ2万円後半というのは痛いし、柊みたいにどこかの温泉なり農園なりで「おてつたび」するきっかけにはしたい。そうやって柊みたいに変われたらええななんて思っている。