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LDP発症から緩和まで③

こちらからお読みください!


2013年12月28日

どの病院でも喉の改善がみられず、全ての希望が断たれました。

最後に、一か八かで中学生のころにお世話になっていた一馬指圧整体院に行ってみることにしました。

一馬指圧整体院に来院

数年ぶりに先生へご挨拶。これまでのことをお伝えしたうえで早速身体をみてもらいました。すると先生は「よくこの状態で数年もいることができたね!」と驚かれ、原因を追求してくれました。

そーはく式ボイトレ5

先生から教えてもらった各部位のマッサージ方法を紹介します。

マッサージ方法

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①胸鎖乳突筋

炎症し、僕は右側が肥大していました。胸鎖乳突筋の筋に沿って、手で揉みほぐしていきます。

②腕神経叢

力仕事が原因で炎症していました。腕全体の、筋肉が張ったり傷んだりしている箇所を揉み解したり、黄色印の箇所を指で揉み解しました。

※例:左手の人差し指・中指で右手側の黄色印を押し込み、右手は左肩にそえる(腕がXになります)。こうするとダイレクトに腕神経叢をマッサージできるそうです。神経がピリピリ痛む感じがするので、優しくマッサージしてください。

③胸筋

器械体操部時代の怪我が原因で、常に張った状態。喉の筋肉も引っ張り動きが悪くなっていました。胸骨の隙間に指を食い込ませ揉みほぐします。

④甲状筋群(注意)

周辺の筋肉の炎症が影響したり、中学時代の無理な発声練習が原因で傷んでいました。(治療しはじめの頃、施術中に痛みで何度も叫びました笑)胸鎖乳突筋の内側に指を食い込ませてマッサージをしますが注意が必要です。長い時間指で押し続けてしまうと「オチる」感覚になりますので、1秒押したらすぐ離して、1秒押したらすぐ離して、を繰り返してください。

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⑤斜角筋

とても凝っていましたので、指やマッサージ器具で揉みほぐしました。

その他

⑥胸椎6-7-8番目の詰まり

猫背などの影響でここが詰まると、喉に影響が出るようです。

毎晩寝る前に仰向けになり、背中の中心に大きめのクッションを入れ、背筋を伸ばします。このとき腕をあげ両肘をくっつけるようにし、左右にツイスト運動を加えると背骨がゴリゴリ動きます。

⑦肩甲骨のこり

肩を回して動きをよくしました。


以上①〜⑦のマッサージを初回の治療でやってもらい、試しに発声したところ大変驚きました...

これまで力を振り絞って出さないといけなかった声が、スルッと出る感覚がありました!

脱力しても声帯がしっかり閉鎖し、声にエッジがかかると言いますか..とにかくこれまでの声の出し方と大きく変わっていました。

想定外の出来事に嬉しさやら驚きやらで何が何だか分からなくなりました...とにかく「ここに通い続けよう!!」と思い、1年半通い続けました。


その後緩和するまでのことを、当時の日記から抜粋して書いていきます。

その後緩和まで

2014年1月(18歳)

先生から教わったマッサージ方法を自分でしながら通院中。話すことが楽になり歌を再開した。声の出し方が変わり、特に高音時の歌い方が分からなくなる。まだ会話による頭痛、筋肉疲労による声の出しづらさ、軽い嘔吐感がありました。

2014年2月〜4月(19歳)

高音・低音ともに出やすくなる。喉を脱力させてもエッジの効いた声が出せるようになる。歌声に息漏れがなくなり、キンキンとした細い声が出始める。まだ会話による頭痛、筋肉疲労による声の出しづらさ、軽い嘔吐感がありました。


2014年5月

1年ぶりに路上ライブを再開。約1時間、10曲ほど歌ったが喉に限界は感じない。このころ、甲状筋群のマッサージをしても痛みが無くなっていきました。まだ会話による頭痛、筋肉疲労による声の出しづらさ、軽い嘔吐感がありました。

このころ整体院で施術しても3日後には元どおりでしたが、寝る前に背骨のストレッチを習慣化したところ、喉の状態が維持されるようになりました。背骨伸ばすの大事!!


2014年7月〜9月

YAMAHAのMR秋田大会で優勝して東北大会に出場しました。

NHKのど自慢の秋田県男鹿大会で本戦出場。テレビに出ました!

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友達が撮ってくれました!いえい!

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おっこれは合格の顔...?

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不合格やん


2015年1月〜9月(20歳)

オリジナル曲をジャンジャン作ったり、バンドを組んだり、ライブに出まくったり、とにかく仕事時間以外は音楽に囲まれた生活でした。

製造現場での仕事も3年目を迎えました。以前にも増して忙しくなったものの先輩達との仲はとてもよくて毎日笑いながら仕事できていました。そんな中、中国地方にある元請けの会社から「営業でこないか?」とお誘いうけて転職を決意。

長年過ごしてきた秋田県を離れることになったので、思い出を作るために5月から毎週路上ライブをすることにしました。

8月後半には製造現場での仕事終了。するとその後なぜか会話による頭痛、筋肉疲労による声の出しづらさ、軽い嘔吐感がなくなりました。

力仕事をしなくなったからかな...?


2016年1月〜7月(21歳)

なんと福岡県に転勤が決定。警固公園で路上ライブを初めて1から友達作り開始。

このころ2時間歌っても大丈夫な時とダメな時があり、歌い方がまだ不安定でした。それと冬にマフラーなしで歌うと喉の筋肉が固まり、LDPのような症状になることが分かりました。


2016年8月

オペラの先生に師事。声の出し方を一から教わり、以前より声量が増すようになりました!また路上ライブで4時間近く歌っても限界を感じることがなくなりました。


2017年に入ると、喉の問題はほとんど解決。

以上が、僕のLDP発症から緩和までの流れになります。

大変長い内容でしたが、見てくださった皆様ありがとうございました🙇‍♂️


LDPとの戦いは、実はまだ続いています。緩和したとはいえ、フルパワーの70%ほどかなぁと思います。

次の記事では2017年以降の喉の状態と、日頃のケア方法について書きます。

また、2020年4月からLDPを再発しちゃいまして...その後どう緩和まで持って行ったのかも書きますね。


NEXT

緩和後の音楽活動について、また2020年にLDP再発したときの対処をまとめました。

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