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墨田区を知る・演習科目リサーチレポート

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2020年度フェリス女学院大学国際交流学部基礎演習履修者による、演習成果です。 今期は、墨田区をリサーチして、コンテンツを作成しています。
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2020年9月の記事一覧

奇跡的な京島と商店街

はじめに墨田区というと、1945年の下町大空襲の被害を大きく受けた地域という印象を持つ人が多いだろう。この地域は住宅が多く人口が密集していたことや木造建築が多かったことなどから多くの犠牲者がうまれた。しかし、墨田区には奇跡的にこの空襲から免れた地域がある。それは京島エリアである。この空襲によって焼け野原となり商店街のにぎわいが無くなってしまったエリアも多いが、難を逃れた京島では昔から今も盛り上がりをみせている商店街がある。今回はそんな京島の商店街に関しての調査結果をまとめてい

鳩の街通り商店街

鳩の街通り商店街を選んだ理由まったく墨田の商店街を基礎演習の前は知らなかった。しかし、この鳩の街通り商店街の歴史や最近の様子を知ることで、墨田区に非常に興味を持ったのである。また、鳩の街通り商店街の店等をリサーチする中で、墨田区が素晴らしかった。また、墨田区はまだまだ奥深いようにも感じられた。 それゆえに、鳩の街通り商店街について取り上げたい。 鳩の街通り商店街都道6号線と曳舟駅近くにある商店街である。また、昭和3年に設立された寺島商栄会から90年近くの歴史もあり、現在約5

墨田区の工芸品について

私は、大学の授業で墨田区について学んだ。そして、その授業の課題として、墨田区についてのグループワークを行った。そこで、私たちのグループでは、墨田区の工芸品に注目することにした。 墨田区の工芸品を、 1.工芸品からの視点 2.工場からの視点 3.職人からの視点 の3つの視点から調べることにした。その中で、私は1.工芸品からの視点を調べることとなった。 まずは墨田区の伝統工芸品には何があるのかを見ていこうと思う。 硝子 江戸切子が有名である。 大正時代から運河の

ドアを開けると広がる『ちいさな硝子の本の博物館』の世界とは

今回はスカイツリーから徒歩10分にある『ちいさな硝子の本の博物館』について、製造業で有名な墨田区の背景と実際にフィールドワークして感じたものと共に深く掘り下げていきたいと思う。 『ちいさな硝子の本の博物館』と私 江戸時代より『ものづくりのまち』として栄え、今もなおその技術が受け継がれている製造工場が多くある墨田。そこには30を超える博物館があり、『金庫と鍵の博物館』『名刺と紙製品の博物館』『ブレーキの博物館』などコアなものも多く見受けられる。それらを知ったことをきっかけに、

墨田区立川・島田印刷紙工業株式会社

 東京都墨田区といえば、東京スカイツリーや墨田水族館、墨田川を思い浮かべる人が多いと思う。私もかつてはそうであった。今回大学で履修した基礎演習で墨田区についてリサーチを行い学びを深めた。墨田区はスカイツリーなどの観光だけに突出しているのではなく、大小さまざまな町工場が多くあることから、工業のまちという見方もできる。そのため墨田区は古くからものづくりのまちとしても知られている。  今回私は、墨田区の立川というエリアの中の製造業の一つである、島田印刷紙工業株式会社について詳しく