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関西人(特に大阪人)とのつきあい方

関西(特に大阪)には独特のマナー・ルールがある。

私は当たり前だと思っていたことが、交友の幅が広がったことで知りえた関西独特のルールやマナーについてまとめてみましたので関西人と仕事をする際の参考としていただければと思います。

学生時代にアルバイトしていた際に、東京から来た店長がすごく困っていたことを思い出しながらまとめてみました。

「おもろいかどうか」が基準

特に大阪で顕著なのが、これ。

「今度の店長、おもんないわ」とバイトから思われれば、そこの店でリーダーシップを発揮するのは非常に困難である。おもろいというのは、相手を笑わせるとかという意味よりも、「一緒にいて楽しいか」というようなニュアンスの方が強い。重要なのは、相手を楽しませようというサービス精神があるかどうか。

ちなみに、東京から来た店長が一番困ったのは、「で、オチは?」と話の最後に突っ込まれることが苦手だったそうです。

なぜか東京には敵対心あり

関西人、特に大阪人は、東京に対して強い対抗心を抱いている傾向があります。阪神ファンが異様に巨人を敵対視しているあの感覚である。恐らくは豊臣が徳川に滅ぼされた歴史を未だに根に持っているのではないかと私は思っている。

なので、「東京ではこれが当たり前」のような関西と東京を比べるような発言は禁物である。また、標準語は関西人には馴染みが薄いため、少し冷たく感じてしまうため距離を埋めづらい側面はある。

ちなみに、東京から来た店長は若くてやり手だったのかもしれないが、「しゃべり方が受けつけられない」というようなことで学生バイトとまともに会話をしてもらえない状態が続き、私が間に入ることもしばしばあった。

いきなりボロクソ言うことも当たり前

関西では、初対面の相手でもいきなりずけずけと遠慮のない物言いをすることが多い。また、誰かれ構わずいじることもあるが、これは興味があることのサインであると考えてもらった方がいい。いじられたら「オイシイ」と思うのが関西人であり一気に距離を近づけるためのチャンスだと思ってほしい。

ちなみに、東京から来た店長は「いじられる」=「嫌われている」と思い、悩んでいた時期があった。標準語が珍しかったのでみんなでよくモノマネをしていたものである。今思えばやり過ぎたと思う。ごめんなさい。

まとめ

よく、大阪以外の方から「大阪にだけは行きたくない」「行くのが恐ろしい…」などと言われることがありますが、冷静に記事をまとめていたら納得してしまいますね。でも、住めば都で人情味あふれる街です。

Let’s Action!
✅サービス精神に磨きをかけて、おもろい人を目指してみよう!
✅歴史を学んで関西人が東京の人を敵対視する気持ちを汲んでみよう!
✅器を広げていじられる度量を身につけよう!

メッセージ


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上村 勇気|note浪士/週刊note紀行編集長
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