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編集長の読書術(後編)

前編に続き、今回は私が読書をする際に気をつけているポイント3点をまとめました。是非、前編と合わせて読んでいただければ嬉しいです。

読書は「手段」である

複雑化する今の時代、常に新しいスキルや知識を学んでいかないと、行き詰まってしまう危険性が高くなります。読書を通じてなんでも貪欲に吸収しようという意欲は非常に大切です。

ですが、限られた資金や時間を使い読書をしてるにも関わらず、仕事で思うような成果が出ない、人生が思うように楽しくないのでは意味がありません。読書することが目的をになるのではなく、何のために読書をするのかという本来の目的を思い出しましょう。

読む目的を考えながら、必要なところを読む。新聞や雑誌を読むような感覚でいいと思います。私は毎朝日経新聞を読みますが、基本は流し読みです。ただ、気になるキーワードが出てる記事(最近では働き方の多様化やSDGs、DX)や持っている株の会社のニュース等は熟読します。

読書も同じように、自分が読み進めていてフックにひっかかった場所はマークしておき、なぜひっかかったのか、自分はどう思うのかという感情を記録しておくことが大切です。この時はあまりフックにひっかからなくても数年後、読み直してみるとすごくひっかかることもあります。

読書量を増やす(繰り返し読み返す)

成功者はたくさん本を読んでいる、というデータは多いです。本には成功のノウハウが多く詰まっているので、うまくエッセンスを取り入れることで、より早くゴールに到達することができるのは自明の理ではないでしょうか。

また、同じ本を何度も読み返すことも非常に重要です。一度読んだだけの時よりも内容の理解や定着が図れます。また、自分の知識の度合いによって感化されるところにも変化が出てきます。

漫画では何度も読み返すことが当たり前で、ストーリーを覚えていたり、「このシーンは何度見ても泣ける」「そうか、ここはあの伏線だったのか」などというのがあったりします。これをビジネス書でもやることで知識の定着は大きく変わりますのでおススメです。

古典や哲学など、1回で理解するのは難しいものほど複数回読んで「腹に落ちる」という体験をしてほしいと思います。

ONE BOOK,ONE ACTION

一冊の本から最低一つだけでも何か実践することを決めましょう。著書の中から気になったこと、やってみようと思うところに付箋等しておき、読了後に選書の時同様一つに絞る作業を進めます。

あれもこれもできないのでまず一つ、その一つが完了すれば他の付箋の行動にチャレンジしていくのが良いかと思います。また、行動をオープンにする、周囲に宣言することで情報が集まったり、周りからの励まし等でモチベーションにも繋がっていきます。

まとめ

本は一度読んだだけではあまりに勿体ないので、「繰り返し読むこと」と「何か一つ行動する」ことを意識しておくことで投資した分はリターンとして返ってくる確率が非常に高くなります。是非、お試しください。

Let’s Action!
✅読書の目的を明確にしておこう!
✅繰り返し読むことで「腹に落ちる」経験をしよう!
✅ONE BOOK、ONE ACTIONにチャレンジしよう!

メッセージ


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上村 勇気|note浪士/週刊note紀行編集長
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