外見
嬉しいこと。と定義してよいのか、悩ましいお言葉を頂くことがある
具体的に言うのもそれはそれで嫌味ったらしく聞こえてしまいそうで悩ましいのだが、ざっくりと言えば容姿に対する賞賛について。だ
つい昨日の事だが、初対面の異性から『お姉ちゃんは綺麗だから若い頃から男性にモテただろう』
という風に雑談の中で褒めていただいた
それに対する返答は
「いやいや、今より20kg以上肥ってましたから、そんな事はなかったですよ」
と笑い話のようにしたのだが
実際20代の中盤から30代序盤にかけては薬の影響による肥満に長く苦しめられており、それが改善してきたのもつい最近の事だ。
以前にも話したかもしれないが、容姿へのコンプレックスに酷く悩んだが、結果として私は太ってよかったと思っている
理由は世界の見方や視点が変わったからだ
これがなければ私はきっと人間的に成長していなかったと思う。
そして、平均体重を下回った今
また世間が自分を見る目が変わっている事を実感し出した
残酷なまでに「容姿から人に与える印象」によって扱いが変わる。
これは細い時期を経験し、鼻高々だった私が肥満によって散々な扱いを受け、心が折れた経験に基づく
人は中身だ。と思う
しかし、まずは外見だ。とも思う
私は先の言葉を受け、そうだよな。と思った
初対面の男性に見える私は、そこにいる私だけなのだ
苦労が報われた結果の褒め言葉、と単純に受け取れなかったのは、同時に過去の自分が傷ついたせいだと思う。
が、その男性は何も悪くない
が、多分この件に関しては今後もチクチクと付き纏うのだと思う
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物好きの投げ銭で甘いものを食べたい。