見出し画像

2024年12月に観た映画

またまた、「2024年11月に観た映画」に引き続き、12月に観た映画を一覧でお届けします。


12月に観た映画一覧

「正体」:殺人事件の容疑者とされた男の逃走劇。人間関係が地に足ついたリアルなところは評価できるのだけど、サスペンス劇としてはちと薄味。。
評価:★★★

(五段階評価:★が星1つ、☆が星半分、★★★★★が最高、☆が最低)
鑑賞劇場:TOHOシネマズくずはモールにて

「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 スペシャル・エクステッド版4DX」:指輪物語の最終大戦争を迫力の4DX化。戦争シーンだけで映える物語になっているのはさすがだが、見終わると足腰が立たない(笑
評価:★★★★☆

(五段階評価:★が星1つ、☆が星半分、★★★★★が最高、☆が最低)
鑑賞劇場:イオンシネマ京都桂川にて

「ネットワーク」:視聴率のために過激な表現に染まるTV界を描く1976年製作作品!フジテレビ問題に揺れている今の日本社会だからこそ、古いテーマだが刺さる作品!
評価:★★★☆
(五段階評価:★が星1つ、☆が星半分、★★★★★が最高、☆が最低)
鑑賞劇場:TOHOシネマズくずはモールにて

「ホワイトバード はじまりのワンダー」:大ヒット映画「ワンダー 君は太陽」と同じ原作者小説の映画化作品。映画の映画らしい夢と希望に溢れていて涙が自然と出てくる秀作!
評価:★★★★★
(五段階評価:★が星1つ、☆が星半分、★★★★★が最高、☆が最低)
鑑賞劇場:TOHOシネマズくずはモールにて

「モアナと伝説の海2」:海に好かれた一人の女性が大海の伝説に挑む旅物語。前回の好印象が薄れてしまうような単調冒険劇。。
評価:★★☆

(五段階評価:★が星1つ、☆が星半分、★★★★★が最高、☆が最低)
鑑賞劇場:TOHOシネマズくずはモールにて

「くすぶりの狂騒曲」:長年売れない漫才師のコンビがぶつかるキャリア劇!僕も同じような年代・キャリアだからこそ分かる、お笑い界の中年危機的ムービー!!
評価:★★★
(五段階評価:★が星1つ、☆が星半分、★★★★★が最高、☆が最低)
鑑賞劇場:イオンシネマ高の原にて

「新居浜ひかり物語 青いライオン」:自閉症の若者が母親の導きで、アートで自分の言葉を掴んでいくドキュ&ドラマ。小さなときから撮りだめているドキュメンタリー部分の真実がドラマに厚みを加える!
評価:★★★★

(五段階評価:★が星1つ、☆が星半分、★★★★★が最高、☆が最低)
鑑賞劇場:京都シネマにて

「小学校~それは小さな社会~」:フランスのTV局が企画した、日本の公立小学校の1年を追うドキュメンタリー。コロナ禍でオンラインやデジタル化など進んだ部分もあるが、芯の部分は僕らが経験した小学校であったことに安心半分・危惧半分。。
評価:★★★★

(五段階評価:★が星1つ、☆が星半分、★★★★★が最高、☆が最低)
鑑賞劇場:アップリンク京都にて

「不思議の国のシドニ」:最愛の夫を亡くしたフランス人未亡人が日本で見る不思議の数々。散文的でまとまりが希薄だったせいか、思った以上に心に残らなかった。。
評価:★☆

(五段階評価:★が星1つ、☆が星半分、★★★★★が最高、☆が最低)
鑑賞劇場:アップリンク京都にて

「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」:世界発行部数1100万部を超える人気児童小説を映画化。アニメも始め、様々なところで劇作品化されているけど、内容もキャラクターも素敵の一言!
評価:★★★★

(五段階評価:★が星1つ、☆が星半分、★★★★★が最高、☆が最低)
鑑賞劇場:TOHOシネマズくずはモールにて

「型破りな教室」:メキシコで実際にあった全国最底辺の学校を学力トップに押し上げた実話を映画化。同月に「小学校」を観ていたこともあって興味深かったが、教育の面白さ・大変さはどこも普遍。。
評価:★★★

(五段階評価:★が星1つ、☆が星半分、★★★★★が最高、☆が最低)
鑑賞劇場:アップリンク京都にて

「劇場版忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師」:1993年以来、NHK系列で放送し続けられているアニメシリーズの映画化。もう、「サザエさん」化している作品だけど、こうした劇場版ができる作品力があるところが凄い!
評価:★★★☆

(五段階評価:★が星1つ、☆が星半分、★★★★★が最高、☆が最低)
鑑賞劇場:MOVIX京都にて

「聖☆おにいさん THE MOVIE ~ホーリーメンVS悪魔軍団~」:2018年から始まっているドラマ版の劇場作品。原作コミックから好きな宗教系脱力作品だけど、同じキャストで続いているのは地味に凄い!
評価:★★★☆

(五段階評価:★が星1つ、☆が星半分、★★★★★が最高、☆が最低)
鑑賞劇場:TOHOシネマズくずはモールにて

「花嫁はどこへ?」:長距離列車に乗って花嫁入りする間に、花嫁の取り違えが起こるコメディドラマ。入れ替わった花嫁それぞれに濃ゆいドラマが展開しているのが心地よい。
評価:★★★★

(五段階評価:★が星1つ、☆が星半分、★★★★★が最高、☆が最低)
鑑賞劇場:京都シネマにて

「ソニック✕シャドウ TOKYO MISSION」:セガ発の大人気キャラクター・ソニックの劇場作第三弾。アメリカでのヒットでまだ続編化するみたいだが、昔のゲームでは出てこないキャラが展開してくるので思い入れが少し薄くなってくる。。
評価:★★★

(五段階評価:★が星1つ、☆が星半分、★★★★★が最高、☆が最低)
鑑賞劇場:TOHOシネマズららぽーと門真にて

「I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ」:映画好きを称する青年が、思春期での苦難を通して成長していく物語。レンタルビデオ店という今は衰退した産業での青春と思うが、ほんの20年前のドラマなんだよね。。
評価:★★★☆

(五段階評価:★が星1つ、☆が星半分、★★★★★が最高、☆が最低)
鑑賞劇場:アップリンク京都にて

「ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い」:2014年以来10年ぶりとなる「指輪物語」シリーズの劇場作品。お話としては「指輪物語」以前の中編作品でコンパクトで面白いが、アニメの絵づくりは好き嫌いが分かれそう。。
評価:★★★

(五段階評価:★が星1つ、☆が星半分、★★★★★が最高、☆が最低)
鑑賞劇場:TOHOシネマズ二条(IMAXシアター)にて

映画の面白さを知れる作品

12月で印象に残った作品は高評価した「ホワイトバード はじまりのワンダー」ですかね。2018年に公開された「ワンダー 君は太陽」は現代劇で、他人とは違う顔を持つ障害を抱えた少年が家族や同級生たちの触れあいを経験することで、それぞれが変わっていく素晴らしい作品でしたが、同じ原作者による戦時下のユダヤ人迫害ものになっているのに、立ち位置としてはちゃんと続編にもなっているのが面白い。「ワンダー」はどちらかというと単純な障害者もの作品の立ち位置でしたが、「ホワイトバード」は障害を抱える登場人物が重要な役回りで演じているものの、主人公になるのは迫害を受け、かくまわれる少女の目線になっていること。今も長い低成長期時代に入り、どこか暗い日本の社会ですが、戦時下の暗い&やるせない社会世情の中でも、明るさであったり、希望であったり、優しさというのが当人だけではなく、周りの人間にも生きる活力を与えてくれるものだと素直に実感できる作品になっていました。映画らしい演出も中盤にあるのも少し素敵。既にほとんどの劇場で公開が終わっているかもですが、機会があれば、是非スクリーンで体験して欲しい作品でもあります。

定番ものの強さを感じる

あとは長年愛される定番もの映画も多かったですね。「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」はお話の筋は知っているものの、アニメや絵本とかも真剣に読んだことはなかったので、明るい「ゲゲゲの鬼太郎」のような世界観がちょっと素敵でしたね。「忍たま乱太郎」であるとか、それよりもちょっと歴史は短いですが「聖☆おにいさん」も同じ声優、スタッフ、キャストで描かれていることに、関心というか、ファンとしてはありがとうの気持ちになる感じがしますね。もっとも「忍たま」のほうは主人公の3少年と、校長先生、ヘムヘム、山田先生に、今回劇場版の中心となる土居先生以外のキャラがすべて同じに見えちゃうのは気のせいですかね(笑)。。あとはアメリカの人気に反比例する感じに日本はなってしまっている「ソニック&シャドウ」。僕もメガドラ世代で、ソニックはゲームでだいぶ楽しませてもらいましたが、シャドウは確かゲームではなく、コミック版で登場してきて、後にゲームキャラ化されている(ちょっと不確かな情報ですが、、)と思うので、初代期ゲームファンにとっては、あんまり気乗りできない内容でもありました。。クレジット後の次回匂わせ映像とかからも、続編は企画されていると思いますが、また新キャラが出てくるみたいなのでちょっと期待薄になりつつあるのは残念なところです。

と、まとまりなく書いていると、そろそろ2025年1月も終わりそうなので、2025年はこうしたまとめ感想と、印象に残ったものの個別感想に切り分けて(今までは全作品感想文化していましたが)、少しでもリアルタイムな鑑賞と近いようにしていければと思っています。

なので、次回1月分もまとめ感想になるかもです(笑。。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集