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【イタリア滞在記:2023】4月23日(日)

ついにやってきました!Rの故郷、イタリアはトスカーナへ。

1年ぶりのイタリア。今回は、旅行ビザで滞在できる期間である3ヶ月間、まるっと過ごします。この間、可能な限り1日1投稿を目指すチャレンジを今日からスタートします!乞うご期待。

21日の早朝に家を出て、成田空港からソウル経由でローマに着いたのが21日夜。成田からローマまで合計17時間くらいの旅。その日は電車のストライキがあったため、トスカーナへ移動ができず、空港近くのB&Bで1泊しました(めっちゃ簡易的すぎて驚きましたが、ベッドできちんと寝れたのはよかったです)。

ローマ空港近く、Ostiaというエリアに泊まりました。
翌朝は海へお散歩へ。あったかかった。

翌22日(土)のお昼頃の電車に乗って、途中駅でR母に迎えにきてもらい、3時間かけてやっとトスカーナの片田舎、Castagneto Carducciまでやってきました!

お家の周りは花盛り🌹

明日からゴールデンウィークはいつも通り仕事があるので、昨日と今日はゆっくり過ごしています。

今日の午後は、R母にガーデンを案内してもらいました。
毎回行くたびに何かしら新しいプロジェクトが進行していて、今回は新たに鶏が3羽も仲間入りしていました。

この鶏ゾーンには、卵を産む鶏小屋があるのですが、その下がコンポストになっています(以前は、畑の前にあったコンポストが移動したようです)。
我が家もそうですが、コンポストは食べ残しや、野菜の切れ端など、いわゆる「生ゴミ」と言われるものを土に混ぜることで堆肥化させたり、自然に分解される仕組みのこと。我が家はキエーロと呼ばれる容器の中で生ごみを土に混ぜて分解させてごみを出さない暮らしですが、ここでは広大な土地と動物たちもいるため、鶏の餌にして、鶏たちに野菜を小さくちぎらせてから、自然分解する仕組みを取り入れていました!

鶏小屋の様子。この上が卵を産む部屋になっています。

ガーデンではたくさんの野菜、ハーブ、オリーブやフルーツの木、そして花たちが縦横無尽に広がっていて、それぞれがそれぞれの持つ強みや相性を組み合わせて、農薬なしでもおいしく、強く育つ手法で育てられています。

今日一番目を引かれた花。食べられるそうです!

もちろん野菜だけでなく、受粉の手助けをしてくれる蜂たちが好きな花もそこらじゅうに植えられています。こうすることで蜂や自然の生態系を守りながら野菜を収穫しています。

カレンデュラの花も美しい。

こちらはチャードと呼ばれる野菜。少し苦味があっておいしいのです。

こうして畑で収穫したものが、ランチやディナーのお供に。

こちらはそこらじゅうに自然に生えている花。こんな可愛く見えて、なんとニンニクの味がするんです!お散歩道にも自生していて、私も食べてみました。

新たなプロジェクトとしてブドウも!ブドウの実がこんなに小さいところから始まるなんて知りませんでした。

これから育っていくブドウの実

今日はガーデンの説明をしてもらいながら、夜ご飯用の葉物を収穫しました。

レタスにルッコラ、食べれるカラフルな花まで盛りだくさん!

気温はまだ私にとっては肌寒い20度前後ですが、太陽が出るとあったかく、とても気持ちの良い日がここ数日続いています。

太陽にあたって、鳥のさえずりを聴きながら、ただただ目の前に緑が広がる暮らし。

私にとってはこの上ない幸せです。
今日は時計も見ず、パソコンもスマホも少ししか触らず(ネットが遅いから触る気が・・・笑)、ただただ家事を手伝ったり、畑を見たり、編み物をしたりして過ごしていました。

今は夕食前の夜7時ですが、まだ空は明るく時間がゆったり流れているように感じます。これからどんどん日も長くなり、暑くなるイタリア。

明日からは仕事再開なので、こんなにゆったりはできないと思いますが、1日1投稿を忘れず、イタリアの緑と太陽とカラフルな食卓をお届けしていきます!

畑といえど、すべてが緑で覆われている栄養満点で健康的な畑です!

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