イタリアへの旅:トスカーナ(2018年)
2018年5月、雨に濡れて多様な緑や花が瑞々しく輝く北イタリア・トスカーナにある、Rの生まれ育った小さな村へ行きました。
そこでの暮らしは、残飯はコンポストへ、植物や花はハチを守り生態系を維持するために植えられ、生活排水は浄化され木々の水として使われるシステムが生活の一部となっている。生活に必須な車はメタンガスで動き、排気ガスの心配もなし。
自分のオーガニックファームで育てた野菜とハーブを、香り豊かに、そして色鮮やかに調理し食卓へ。ワインは地元のビオダイナミックスで作られたものを、庭で摘んだエルダーフラワーでお茶をつくる。
Rのルーツを見つつも、環境を守り、豊かに暮らす生活を垣間見せてもらえる1週間となった。一目で恋に落ち、Rのお母さんが作り上げたその暮らしを私も一緒に守っていきたいと思えた10日間でした。
光と自然あふれるバーチャルツアーをお楽しみ下さい!
お家の外は、こーんな田舎道。緑、みどり、ミドリ!! R母が、緑の色がそれぞれ違って一番きれいな時期だと教えてくれました。緑が一色じゃないっていう発見。
ファームで収穫。私が楽しみにしていたことの1つがファームへ行くことでした。見よ、この美しい人参を。光に照らされ、土に囲まれ、農薬なしに育った人参です。
少し行ったところの小さな村はこんな感じ。歴史感漂います。
友達や家族と一緒にピザナイト!手作りピザを、土で作ったピザ窯で焼いたもの。外が雨の中、外にあるピザ窯でお母さんと一緒にひたすらピザを焼くRの優しさに心打たれました(ゲストは手伝い皆無っていう...)。
ある日は、Luccaという街へ。城壁があったり、古い建物やアート、教会に囲まれた、こじんまりした街でした。天気は悪かったのですが、見よ、この景色!
私は旅行へ行っても、出来るだけローカルな暮らしを見たいと思うタイプで、観光地にはあまり関心がありません。現地を知るRとともに過ごせたおかげで、地元の酪農家が作った牛乳を1リットル1ユーロで買える自販機を見ることができました。生産者から直で購入することで、生産者によりお金が届き、地元の経済を回す仕組みです。
はたまたある日は、ピサの斜塔で有名なピサへ。斜塔の写真はきっと見飽きているでしょうから、かわいい建物をご紹介。旅先ではいつも建築物や内装の色使いに心惹かれます。
Rのお家の近くの小川。Rは「よくここで遊んだ」そう。私の育った地域には、小さな田んぼはあったものの、こんな木と水が交じ入るエリアなんてありませんでした。つくづく、お互いの幼少期の「あそび」の違いを実感しました。
水も緑もきらめいている!
本当はもーっと写真はあるのですが、また機会があった時にご紹介したいと思います。
少しでもバーチャルトリップできて、心の癒しになっていたら嬉しいです(少なくても私にとっては癒し)。