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【イタリア滞在記:2023】6月3日(土) ーヨガ、ピザ、畑、蚊問題
ここ最近、時差と天気と仕事の予定が重なって、ずっとヨガができていなかった。。昨日と今日、久しぶりにヨガを行って、少し整った休日を過ごしています。
先日、R姉カップルと一緒に村の中心地にあるピッツェリアへ。ここ、イタリアに来るたびに行く、行きつけのピッツェリアなんです。ピザ1枚の金額が毎年のように上がっているそうですが、観光客もたくさん訪れ、予約しないと入れません。
テラス席から見える景色が素敵。緑の奥は、海です。
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もちろん、私はピザを食べました。基本はベジタリアンな私は(ベジタリアンオプションがなければ魚/シーフードを食べます)、肉入りのピザは食べられずチョイスが限られてしまうのですが、マルゲリータを注文。
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イタリアのピザには、「vegetariano ベジタリアーノ」というベジタリアン用のピザもあるのですが、ここのお店でトライしたときにあまり美味しかった記憶がなかったので、マルゲリータにしました。
初めて来た時には半分も食べられなかったのに、いまでは4分の3を完食できるまでに胃が鍛えられました(笑) 日本では割とピザって、友達や家族とシェアすることが多いと思いますが、イタリアでは基本的に、一人1枚。そして、ピザとワインを一緒に飲むのは観光客のすること、らしいです(R談)。と言っても、R母はかまわず、いつもワインを頼んでいますが(笑)
金曜日には、蚊にさされまくっている私に限界が来て、farmacia(薬局)で蚊避けスプレーと虫刺されクリームを購入。
日本と違って、こういった薬系はイタリアの田舎町では、スーパーの薬コーナーなどでは買えず、薬局(薬剤師がカウンターにいて薬剤師から買う場所)でしか買えません…。
緑あふれる場所&雨が降ったり、晴れたりの繰り返しだったので、蚊が大量発生していて、しかも、蚊以外にもブユらしき虫に刺されまくっている私(泣)。かゆいし、痛いし、見た目も悪いし、ストレスの元です。
スプレーしまくっていますが、蚊はそこらじゅうにいるし、夏は外のテラスで昼も夜も食べるので、つらい…。R母とRはほとんど刺されないのですが、私は毎回刺されて、今回はしかもブユまで泣
畑に行って、太陽や朝の露がきらめく植物たちや花を見るのはとても幸せな気分になるのですが、部屋に戻って数時間後に、その代償として蚊に刺されや、ブユに何箇所も刺されるのがつらいんです。。
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1ヶ月経って、少しはかゆみに耐性がついてきましたが、ブユにかまれると、痛いし、治りも遅いし、やっぱりここでの暮らしが現実的なのかどうか迷います。
一度は、もう刺されても仕方ない!と割り切って畑に出たものの、刺される範囲が足から上半身にも移ってきて、さすがに気持ちがつらくなっちゃいました。
ハエも常にいて、テラスでヨガをしても落ち着かないし、リビングのドアも開けっぱなしが多いので、ハエや蚊が入ってくるし(私たちの部屋は少し離れにあるので、ハエ、蚊対策を万全にしていますが…)。
こればっかりはどうにもできないんですよね泣 畑のある暮らしをしたいのに、畑に行くたびに蚊に刺されて嫌な思いをするっていう泣 何かいい解決策があればいいんだけど…。今のところ、手作りスプレーと薬局で買ったスプレーを信じるしかありません。。
土曜日の今日は、R母の友人のSabinaに誘ってもらい、レメディーづくりをしました。と言っても、オリーブの花をつんで水につけるシンプルなもの。
オリーブの花には心や体を落ち着かせる「気」があるらしく(Sabinaは結構、スピリチュアルなヒッピーなので)、その水を飲んだり、手作りコスメに使うことでバランスを整えられるのだとか。
手作りコスメをつくったり、ハーブティーをつくったり、R母とはまた違う田舎暮らしを実践しているSabinaから移住の歴史を聞いたり(Sabinaもスイスから移住してきた)、ハーブや緑のある暮らしについて聞いていると、やっぱり暮らしてみたいな、という思いがむくっとわきあがってきます。
R母の畑にも健康的なハーブが大量に育っているし、それらを活用したり、野生の花たちをつんで、ドライフラワーにしたり。ここにいると、買うことから、作ることへのシフトが自然で、よりクリエイティブになっている自分がいます。
花を積んでどう組み合わせてドライフラワーにしようかな、と考えたり、あるハーブをどう活用できるかな、と考えたり。そういうことを考えるとわくわくするんです。
私もそれなりに暮らしを楽しめるようになってきたのですが、暑くても手足を隠した格好をして、蚊よけスプレーを巻いて、蚊取り線香をたいて、常々、刺されないように気をつけて暮らすことは、やっぱり大きなストレス(ハエはハエ叩きで狙えるように進化しました笑)。
やっぱり田舎暮らしは向いてないのか、田舎暮らしでも、もっと快適な暮らしができるものなのか。研究と観察は続きます。
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