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好きなものを堂々と言えるようになりたいな

好きなものを、堂々と言えるようになる。

私のひそかな夢です。

「夢」っていったらでっかくなっちゃうのかなー
「目標」というわけではないし、「憧れ」に近いのかな?

私って好きなものがほっんとにたくさんあるんですけど、そのことを人に言えないんですよねー
オタクであること、色んなところに行ったことや体験したこと、人になかなか話すことができなくて、
いつも自分の中だけで溜めちゃうんですよね。

こうしてnoteに書いたりするのはできるんですけど、それは私が現実世界の誰で何者なのかを公表してないからできることで、
自分の友達、知り合い、家族にでさえも、自分の好きなものについて詳しく語ることができなくて、
今ではもう完全に慣れてしまったけれど、
これってちょっと苦しかったりします(笑)

まぁオタクってものは、今でこそ全く恥じずに口にできるような言葉になったのだと思いますが、そもそもはオタク宣言しづらい、人になんて思われるかを気にしたり理解されないことが辛いからオタクであることを隠している、ってことは 以前まで普通にありましたよね、アニメオタクとかゲームオタクとか。
それと似たような感覚があって、私自身、友達や家族に 自分の好きなものを言うことができないんです。


でもそれって、自分で自分の好きなものを『否定』してるってことなのかな、って最近思います。
例えば私はジャニーズが好きですけど、これってなかなか人に言いづらい。
なんでかっていうと、ジャニーズが好き・ジャニオタだよ、って言うと、なんか人によっては悪いイメージを持つんじゃないかな、っていう考えがあるんです。

その理由のひとつに、過激なオタクの人やマナーの悪い人のせいで、ジャニオタのイメージが悪くなってしまう、その人たちと同じように見られるのが嫌だから、自分がジャニオタって言えない、っていうのがあると思います。

だけど、それとはまた別の理由で、自分自身がジャニオタのことをあまり良く思っていないから、自分がジャニオタって言えないのもあるのかな、と思います。
つまり、他人からの偏見や思い込みが怖いから宣言できないっていう理由もある。だけどそれ以外にも、自分自身こそ その偏見を持っていて、自分の中にある偏見の目から、自分がジャニオタであることを恥じ、人に言えない話せない、っていうのがあるんだろうなと思いました。

ジャニーズっていうのはひとつの例ですけど、好きなものは、好きであればあるほどそれについての知識が増えていくので、好きな面だけでなく悪い面・嫌いな面が見つかる場合もあると思います。
そういう面を見つけたとき、嫌な気持ちになると同時に、そんな悪い面もあることも含めて、それを愛したい、好きでいたい。人に理解されなくとも、自分だけが好きでいられれば満足だ、という風に考えたりもします。
そうすると益々人に話しにくくなり、良いところも悪いところもぜんぶ自分の中に閉じ込めたまま、好きなものを愛でる、そういう生活を私は送っているな、と実感しています。


また別の例を出すとですね、私は少女漫画が好きです。
特に好きなのは、地味な女の子が可愛くなって学校一のイケメンと恋に落ちる ”シンデレラストーリー”ものとか、
8年ぶりに再会したふたりが、ふたたび恋に落ちる”ずっと前から好きでした”ものとか、
もう王道王道、王道ラブストーリー!!みたいな少女漫画が好きです。
いろんな漫画を読み漁って胸キュンしまくるのが大好きです。

でも、少女漫画が好き、って堂々と言えない。

なんでかわからないし、これは私だけの体験なのかもしれないんですけど、
なんか少女漫画が好きな女の子って、イタい目で見られがちで、
「あんなのが好きなんだ~」とか「え~目がキラキラすぎんこれ?」とか言われたりして、
なーんかわからないけど、少女漫画が好きな人は現実逃避気味で、夢みすぎなイタいやつだ、って見られるような気がするんですよね。

これこそ自分が自分に偏見を持ってるんでは(笑)って感じですけど、でも実際、少女漫画が好きって言い出しにくい雰囲気はあると思いませんか?
しかも、少女漫画じゃなくて、少年漫画が好きっていうと、めっちゃ話が盛り上がったり、安心した顔で話を聞いてくれたりするんです(笑) なんで少女漫画が好きだとイタくて、少年漫画が好きだと趣味が良い、って感じになるんですかね???笑
完全に偏見だったらすいません。私自身が一番偏見を持ってるんだ、って感じてはいます。でも、周りからこう思われてるんだろうな、って想像するのは大事だし、今までこの雰囲気が覆されることはありませんでした。

私がもし、「少女漫画が好き」って友達に告げたとしたら、友達は意外さにびっくりするでしょう。そして想像するでしょう。この子は少女漫画の何が好きなのかな? どんなところが好きなのか 私が話せば話すほど、その子の頭の中で私が少女漫画を読んでいる姿は具体的になり、現実味を帯びてきます。完全に私という存在と少女漫画が結びついたとき、それは私の印象にどんな影響を与えるのか。驚き、意外だ、という印象だけで済むのだろうか。
私が予測した偏見以上のなにかを、私に想像するのではないか。
その子の頭の中で、少女漫画を読んでいる私が想像されること自体、私にとっては身震いするほど嫌悪してしまうことなのです。


一気に書いたけど、このことが伝わるかな(笑)

好きなものを人に伝えることは、自分がどんな人間かを伝えることにつながると思っていて、
つまり、自分が好きなもの=自分を構成しているものと、相手には捉えられる。
だから、自分を構成しているものが、悪い面を持つものや偏見を持たれやすいもの、少しでもからかわれる対象になりそうなものであっては困るなぁと、私は思って、このようなことを考えるのだと思います。


私の好きなもの、それらのことを私は本当に好きです。
毎日眺めたり、考えたり、見たり聞いたり、ときには手にとったり。
私の生きる上で、まともな精神で生活する上で必要だと思うもの。
一方で、人に言うことをためらうもの でもある。
この「言えない癖」のようなものは、簡単には治らないし今後もまだ私にはそれらを人に伝える勇気はないんだろうなぁと思います。
でも、自分の心の中だけでも、自分の好きなものを肯定し、自分がそれを好きであることに誇りを持ち、隠したり恥じたりするようなことが少しでも減ったらいいなと、
現時点では思います。



ばーっと書いたので読みにくい文章だけど、
私が日頃かんがえていることでしたっ



以上!





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ぜんぶ大好き!!!!








2022.11.22 0:42


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