正解よりも誤解しないこと

（6,024文字/個人差はありますが、約10分～15分程で読めると思います）

こんばんは。よこはま発達グループの佐々木です。「合理的配慮」という言葉そのものは、多くの皆さんが聞いたことがあるかもしれません。そのくらい認知されるようになってきたということです。

一方、教育現場をはじめとする支援現場ではどうでしょうか。

「以前に比べて、門前払いをされることは無くなった」と感じることはあっても、「かなり変わってきているぞ！」と実感をされることは少ないのではないでしょうか。

以前、ある教員の方（管理職クラスの方）に伺ったことがあるのですが、合理的配慮というのは、言葉はどの教員も知っているけれども、実際にそれがどういうことなのかを全体で研修することはほとんどなく、合理的配慮というものがあるということが周知される程度だとのことでした。それは、教育の中での一部のことなのか、全体を反映していることなのかはわかりませんが、少なくともそうした現状もあるということです。　

前回のコラムでは、合理的配慮について連載をさせて頂くことになったとお伝えしましたが、今回はどんな内容を書こうと思っているのか、ここでも少し共有したいと思います。

合理的配慮を理解するために