
「日常」と「非日常」のバランスを。ポイントは「余力の有無」他。
(8,278文字/個人差はありますが、約13分~20分程で読めると思います)
よこはま発達グループの佐々木です。コラムの更新がいつも遅れてしまいすみません。年内にあともう1回は更新したいと思っていますので、ご容赦ください。
今回も、皆さんから質問を頂いているので、それに対してのお返事回にさせてください。
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変化の多い時期に考えてほしいこと
これは頂いたご質問ではないのですが、これから変化の多い時期なので大事なことを一つ。先日「発達障害とクリスマス」というテーマでVoicyで話をしました。そこでは、どうしてクリスマスが苦手な人がいるのか、どうすれば楽しめるのか等を話をしました。興味があれば聴いていただければと思います。
▼発達障害とクリスマス
そして、ここで話したことはクリスマスに限ったことではありません。テーマをクリスマスにしていますが、要は「非日常」のことなので、これからくる年末年始もそうですし、すでに終わったハロウィンなんかもそうです。
なので、色々な「非日常」に役立ててもらえればと思います。
特に大事だと僕が思っているのは、もちろん個人差はありますが、「非日常と日常のバランス」です。もちろん、クリスマスのようなイベントをしなければならない決まりはありませんが、それでも街並みもメディアもイベントモードになるので「非日常に触れないこと」は難しいとも思います。
なので、そこは「避けようのないこと」でもあります。全然平気、むしろ楽しいという方もいますが、苦手な方もいます。そして、この苦手には「拒否~楽しいけど疲れる」までグラデーションがあります。さらに、これらについては自覚がない場合もあります。
でも、周囲が察することも難しいので、現実的にできることはなんだろうか、自分たちでコントロールできる領域はなんだろうかと考えた時には「日常を用意する」なんだと思うのです。
例えば、自宅の中、事業所さんの中に季節感を出すだけでなく、季節感のない(=今まで通りの空間)も設ける、いつも頼りにしているスケジュールを使う、イベンの前後はいつも通りの活動を設けておくなども一つでしょう。
そうやってバランスをとることで、疲弊しすぎずに済んだり、余裕があることで楽したりということにつながれば良いのでは?と僕としては思っていますが、皆さんはいかがでしょうか。
他害をしなくなるには?
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