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教材の紹介『プットイン』課題

よこはま発達サポートルームの公認心理師の堤田です。
サポートルームではおひとり、おひとりに合わせた課題を設定し、「できた!」という自信や達成感を伸ばしていけるようなセッションを心がけております。

今回はプットインの課題についてご紹介させていただきます。

プットイン課題とは?

「プットイン」とは物をどこかに入れたり、置いたりすることです。プットイン課題の目的には入れるものを持ち、入れる先を目で見て確認し、その場所に手を動かして手放すという目と手の協応動作を促すことです。

さまざまなプットイン①

まずはものを掴んで、指定された場所に入れる課題です。
こちらは、コーヒーの缶にビー玉を入れる課題です。ビー玉が缶に入ると「カラカラ」というため、音も楽しめる課題になっています。ひと目でどこに入れるのかが分かりやすくなるように、入れる場所を赤いシールや印で示すこともあります。

さまざまなプットイン②

続いては、積み木を正方形の穴に合わせて入れる課題です。積み木が斜めになると、容器に入れることが難しく、穴の形に合わせる必要があります。積み木の形と穴の形を意識しながら取り組んでいきます。

さまざまなプットイン③

プットイン課題に慣れてきたら、ひと工程加えた課題にもチャレンジしていきます。洗濯ばさみを板から取ってから缶にプットインする課題です。洗濯ばさみを取るという指先の操作の練習にもなります。

さまざまなプットイン④

棒から丸い積み木を抜いてプットインする課題です。ボールを持って、最後まで引き抜き、プットインするという一連の流れで、集中して取り組めるお子さんもいらっしゃいます。

お子さんの「できる!」という自信から少しステップアップした課題にチャレンジすることで、活動の幅を広げていけるように心がけてまいります。

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