事業所として成長しやすい方々の特徴とは?
(6,057文字/個人差はありますが、約10分~15分程で読めると思います)
おはようございます!
Facebook版のオンラインサロンでは、今月は吉川徹先生、関正樹先生との鼎談をお届けしています。note版の方も、20分くらいは無料で視聴できます。そこだけでも結構面白いのではと思うので、ぜひご視聴ください!
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来月は、真船亮くん(自閉症eサービス・bonワークス枚方管理者)との対談をお届けします。真船くんは、大学院時代の同級生であり、GH時代の同僚でもあり、僕にとっては貴重な同世代支援者です。ゲストの方をお招きしての対談は、基本的には僕が質問をさせていただくスタイルなのですが、お互いに質問をし合うというスタイルで撮影しました。
今は、とても有難いことに、北海道、東北、関東、東海、中国、九州と多くの地域にコンサルテーションで関わらせて頂いているので、真船くんからは「いい事業所、成長するって思える事業所ってどんなところ?」と質問を頂いたので、今日はそんなテーマで書いてみたいと思っています。とはいえ、確信めいたものではなく、あくまで僕がどう考えるかというものです。
よい支援とは?
その前に、ずいぶん前に「よい支援」についてコラムで書いたことがあるので、それについても簡単に触れておこうと思います。よい支援はしていないけど、成長する事業所ということはなく、ここは繋がりのある内容だと思うので。
その中のいくつかを紹介すると、
(1)「みんな同じ構造化」はおかしいので、画一的な支援をしていないこと
(2)今の支援や関わり方の根拠を説明できない支援は、「支援ではあるけれども、ベターな支援」ではないかもしれない
というようなことを書きました。
この二つは繋がっていて、(2)ができていれば、(1)が起きる可能性が低くなってきます。たとえば、スケジュール一つとっても、Aさん、Bさんと二人がいれば、それぞれの伝え方(形や長さ、提示する場所)・内容も違ってくるはずです。それぞれで知的能力の困難の程度も違えば、障害特性も違うからです。
そうした点への知識や理解が薄ければ、今の自分たちの支援はうまく説明ができない(マニュアル的な説明はできると思いますが、パーソナライズした説明は難しいように思います)かもしれません。
でも、こうしたことがわかっていれば、全員が一律の、画一的な支援にはなりにくいのではないでしょうか。
過去のコラムでは、これらについてもう少し詳しく書いたり、他の視点でも書いたりしています。
大事な点は共通するけど…
では、いい事業所、成長する事業所とはなんでしょうか。
まぁ、あたりまえといえばあたりまえなのですが、良い実践をしてくださっています。
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