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友達である資格とかを考えてしまう

僕は昔からゲームがスキです。特にRPGがスキで、そのなかでも王道たるFFやらドラクエ、テイルズなんかはいつも発売日に買っては限界までプレイしてクリアするタイプでした。

PS5持ってます、Switchもあります。両方とも文鎮になってます

うつ病になってからはゲームをする体力そのものが失われ、今もゲームはちょこちょこやるものの、ほぼYoutubeとかでゲーム実況を流し見するぐらいになってます。あ、ペルソナとかもスキです。

いつも不思議に思っていたことがあります。

この勇者とか、その仲間たちって、マジで自分が「世界を救うに値する」資格をもっていると思って、「俺は勇者だ!」なんて言うてるんやろうかと。

いや、時に自分の力不足とかを感じることはあっても勇者たる焦燥感みたいなのに駆られてるシーンをどこにもみたことがないんで、不思議でしゃーなくてですね。

自己肯定感が低い僕がもしそんな大役を渡された日にゃ、「世界中探せばもっといい人がいます、その人にこの勇者の称号をあげてください」なんて言って逃げ出すこと確実です。

お前らのその胆力、マジすげーよ。自分は世界で一番強くて、魔王を倒せるのは俺達だけだっつーてるんでしょ。僕には無理。

その割に最初は誰からも金とか様々な援助をくれず、周辺のモンスターを倒してチマチマ経験値と金稼ぎをしなきゃいけない世知辛さをみると、実は世間から認められてない証拠なんだろうか、どうなんだろう。ここらへん、RPGの闇深い謎です。

まあ、自称勇者がレベルアップすることによって本物の勇者へ成長する過程を見せられてるというなら、なんとなく納得するけど。RPGの内容にもよるか、確かに。


僕の友達付き合いともなると、皆さんご存知の通り(笑)

薄っぺらい表面上の友達ならちょっとだけいますが、僕がマジで勝手に「こいつは本物の友達」と言える人はわずかです。片手にいるかどうかぐらい。

基本、作り笑顔で距離を取る人間なので、本音で話せる相手はこの僅かな人たちだけです。

彼らは僕に長い間うつ病でメンヘラLINEを送りつづけられた相手でして、”やずたか被害者の会”といってもいいでしょう!(すまん)

それでもブロックせず話を聞いてくれて、時々会ってはお酒を酌み交わす、僕にとっては大切な人たちです。

今メンタルがまあまあ安定しているときであるからこそ、この友達たちには感謝してもしきれない気持ちでいっぱいです。

でも時々頭がおかしくなる時がありますと、先程の勇者理論に似た感情がわき上がります。

「彼らは諦めずに僕の愚痴を聞いてくれたけど、僕自身は彼らの友達に値する人間なんだろうか」みたいな。

僕は彼らの友達である資格はあるんだろうかという気持ちですかね。一回ロラゼパムまみれでラリってた時、関係の深い友達に聞いたことがありました。

「僕の迷惑ならブロックしていい」←超メンヘラあるある

そしたら彼女(既婚)はこんなことを言ったんです。

「は?私とやずたかの関係ってそんなもんだと思ってんの?

泣いたねー。いや、これもらったときは泣いた。

僕の場合、友達の関係ってのは等価交換じゃないといけないと僕はどこかで思ってるフシがあって、自分だけがただ人に寄りかかってるのは友達じゃないっていう感覚です。

相手がイチのことを自分にやってくれたら、そのイチは僕が相手に返す必要がある。それが友達の資格だと思ってました。

なんじゃそりゃと思う人もいるかもしれません(笑)ただ、僕はそんなイメージでした。頼ることもあれば、頼られることもあって。困りごとがあればお互いが相談しあえるみたいな感じ。でも、そこには必ずゼロサムでなければならないというベースがあってこそでした。

けれども、うつ病の時の僕は一方的に友達に寄りかかってるだけで、むしろ相手に倒れ込むような感じだった。これじゃあ友達とか言えない、僕とこの人たちは友達の関係ではいられないと思ったんです。

彼女が続けた言葉としては「今までツライことを私がやずたかに相談してきた。その恩返しでもあるし、別にそれ以上のことをされたって構わない。信頼してる間だからこそだよ」と。

等価交換どっかいったわ。

それこそが僕の友達の資格という概念が若干壊れた瞬間でした。というか、友達ではなく、親友というカテゴリなんでしょうかね。明らかに僕が考える友達とは違う人たちです。

信頼か。信じるから頼るし、頼られる。もちろんモノには限度はあるだろうけど、お返しを期待して関係を続けてるわけじゃない。それでいて頼り続けてもいいよって言ってくれる存在がいるのは大きかったです。

彼女含めて親友と言えるメンツたちは僕の重たい過去も全部知ってる方々です。ここまでよく引かずに付き合ってくれるよなお前ら。感謝してもしきれない存在です。

僕の場合、友達付き合いはめちゃくそ下手なので、友達までいくのさえも大きなハードルがあるんですが(何様や)、今親友と言えるこの人たちとはこれからも大切にしていければなーと思ってます。

ということで、今から友達と親友の間ぐらいの人から「昼から飲もう」と言われたんで、行ってきますわ。ほんと何様だよな、僕。ちなみに相手はコイツです(笑)

ちったぁ病気が良くなったんだろうかっていう話を聞いてきます。

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