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身体が硬いのはどこのどの部位が問題なのか探す観点

良く「身体が硬いと言いのよ」と曲がらない事を表現します、ではどこが曲がらないのか?など、案外クライアント様に伺うと「前屈で床に手が付かない」など、大雑把な感覚しかお持ちにならないと感じるお言葉を頂きます。


実は痛みなどの問題トラブルは「タイトルの部位」に隠れている事が多いです、昨日40代男性クライアント様で看板屋さんのお仕事、頸椎ー背部の痛みがあるなどの不調をお話しくださいました。


そのお悩みに対しての最終的な問題点は背骨の硬さ(胸椎の伸展制限)でしたが、ほかにも前屈自体も制限がありそこのお話しを前述の流れからも書きたいと思います。


その前にヒトは横から見たら(矢状面)緩やかなS字カーブを描く姿勢をしていますが興味深い事があるので書きます。

前屈の場合は上記の赤いラインが角度や形を変えて、遠くから引いた見た際に前屈アーチを描き曲がるように見えます。


もし前屈制限があればその部位がどの赤凹なのか?注意深く見て行くと、クライアント様がもし前屈時に腰痛をお持ちであれば解決の一助になると思います。


冒頭のクライアント様は多分に漏れなくでしたが大きな理由がありました、実は腰椎椎間狭窄すべり症と診断され(第4-5腰椎)椎間の固定術を受けられたとの事で関節がひとつ動きにくいと見られ(前後屈双方)、今後も日常生活を送られる上で、各関節の柔軟性を保たないと上位の腰椎へ過負荷が掛かるとお伝えしました。


またその固定術の結果腰椎自体にも術前本来からの更なる背屈制限も生まれ、今回の腰背部痛に加担しているとも思われるので、タイトルから外れますが柔軟性を維持する大切さと改善エクササイズを含めお伝えしました。

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