きっとあなたの言葉が鍵になる人が居る
「本が鍵だとするなら
その鍵でひらくドアが自分の中にあったという事。」
銀色夏生さんの本を読んでいて
目から鱗が落ちる瞬間と出逢う。
好きな本って自分の心の辞書をひくようなものだよなぁと思う。
今何を感じているのか。
そこに綴られた言葉が教えてくれる。
同じ本を読んでいても
違う一節に心を惹かれる。
「本が鍵だとするなら
その鍵でひらくドアが自分の中にあったという事。」
きっといつの間にか閉まってしまったドアの向こうに大切なものを仕舞ってしまう。
どのドアの向こうに仕舞ったのか忘れてしまう。
本を読んだり、人と話したりするのって。
そう言うものを、思い出す為のような気がする。
そうだとするなら
きっとあなたの言葉が鍵になる人だって居るんだろうなぁ。
無駄な日々は、ない。ってきっとそんな言葉を自分の中に築く為にあるのかもしれない。
真実は、いつだって嘘みたいな言葉。
きっとそれぞれに渡し合う鍵をこの日々は、紡いでゆくのだろう。
そんな風に想っていたい。
どんどんとあなたは、あなたになってゆく。
わたしは、わたしになってゆく。
そういう風にして出逢いたいと思うのです。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。