見出し画像

桃太郎ウォッチャー(鬼)がTwitterに登場!!

「今日はどちらまで?」
というタクシー運転手の問いかけに、どんな返事をしても、
「かしこまりました、では、鬼ヶ島まで~しゅっぱ~つ進行~♪」
と返されてしまう。

これは、2022年5月に富士通グループでスタートした、「目的地は鬼ヶ島」というちょっと変わったトークイベントの冒頭での一幕です。

イベントの様子

本イベントは、従来の社会課題をテーマにしたイベントをゼロからデザインし直しました。


「目的地は鬼ヶ島」の3rdシーズンがスタート

私たちは、「桃太郎」の物語がもつ多様性や意外性を、社会課題に取り組む社会起業家の思考や行動に結びつけることで、社会課題に新たな視点を提供することに挑戦しました。また、バラエティー番組のようなエンターテイメント要素を取り入れることで新たな学びの場の創出を狙っています。

その結果、非常にたくさんの社員がイベントを視聴し、今年1月にスタートした「目的地は鬼ヶ島」2ndシーズンも引き続き好評だったため、6月から3rdシーズンがスタートしています。

3rdシーズンでも新たな取り組みに挑戦することで、本取り組みの価値や意味を富士通グループ内だけでなく、広く世の中に伝えていきたいと考えています。

2ndシーズンでは、YouTubeチャンネルを開設し、イベントのアーカイブ映像を公開。より多くの人に面白くて価値のあるコンテンツを届けられるようになりました。

チャンネル登録者数は300人を突破

そして、ただいま進行中の3rdシーズンでは、新たにTwitterアカウントを開設。Twitterの魅力である「即時性」「双方向性」を活かした情報発信に取り組んでいます。

鬼(社会課題)がつぶやく!?

「目的地は鬼ヶ島」のプロジェクトでは、社会課題をテーマにしたこれまでの社内イベント(や研修プログラム)の常識を打ち破ることで、新たな価値を創出してきました。そこで、Twitterアカウントの開設についても、これまでの常識を疑うことで面白いアプローチができないかとチームでディスカッションしました。

そして生まれたのが、「桃太郎ウォッチャー」というアカウント名で、これまで登場していなかった「鬼」がつぶやくアカウントとなっています。

新しく開設したTwitterアカウント

企画の初期段階では、これまでの活動の延長線上で検討がスタートしていたのですが、本活動らしくもっと面白い取り組みができないかとディスカッションしている中で、「鬼(社会課題)がつぶやく」というアイデアが生まれたのです。

イラストの検討過程

社会課題を俯瞰して見れる人を増やしたい

「目的地は鬼ヶ島」のYouTube動画をいくつかご覧になった方はお気づきかもしれませんが、私たちは、「社会課題を俯瞰して見れる人」を増やしたいと考えています。

「ボクのおとうさんは、桃太郎というやつに殺されました。」という有名な広告コピーをご存じでしょうか?

新聞広告クリエーティブコンテスト(2013年度)の最優秀賞作品だったことで当時話題になりました。

この広告のように、視点を変えることで、世の中の見え方が変わります。

もう一つ、課題には大きく2つの種類があることをご存知でしょうか?

「技術的課題」と「適応課題」です。

技術的課題とは、既存の方法で解決できる課題で、適応課題とは、自分自身のものの見方や、周囲との関係性を変えていかないと解決できない課題をさします。組織の課題や社会課題は適応課題であり、例えば上司が部下をまるで機械を扱うかのように(技術的課題として)扱ってしまうと、新たな問題を生み出す原因になりかねません。

社会課題を俯瞰して見れる人を増やすことで、この世界のよき未来づくりに一歩ずつ近づけるのではないでしょうか。

「目的地は鬼ヶ島」の活動に共感頂ける方は、ぜひTwitterのフォロー、YouTubeのチャンネル登録お願いします!

YouTubeアカウント
https://www.youtube.com/@donburako_taxi

Twitterアカウント
https://twitter.com/momotarowatcher

関連記事


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集