本の棚 #140 『50歳を超えても30代に見える生き方―人生100年計画の工程表―』
20歳若く見える生き方、
それは見た目の部分ももちろんだが
内面的な部分、つまり心のあり方も
関係してくる。
ぼく自身は今30代になったけれど
自分が子どものころに見ていた30代の姿とは
なんだか違う。
当時考えていたほど大人っぽく、おっさんぽくもない。
このままいくとどんな50代になるのだろうか。
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私たちは病気になると「体が反乱を起こした」と嘆きますが、それは勘違いです。私たちが行った不摂生に対して、体はなんとか適応しようと努力してくれているのです。
糖尿病にしろ、ガンにしろ
体はぼくらの不摂生に対して適応しようと
した結果である、と筆者は言う。
もちろん全ての病気に言えることではないが
多くの病は体の適応能力が故のものである。
糖尿病においては病状が進行すると
視力障害や神経障害、さらに進むと
失明の危機や手足の壊死につながるのは
体がぼくらの生命を守るために
末梢の部位から切り捨てていこうとするから、だそうだ。
コロナ禍で自分の不摂生を見直す機会。
このチャンスをお見逃しなく。
インフルエンザで亡くなる人の中で子供たちが意外に多いのは、無菌生活でウイルスや菌に慣れておらず、免疫が過剰に反応することが原因なのです。
幸いにもぼくも妻にもアレルギーはなく
(あっ、妻の花粉症はあるか)
子どもたちも食べ物でアレルギー反応が
起きたことは今のところない。
この「無菌状態」というのが曲者だ。
アルコール消毒によって
本来いたほうがいい菌などは
どうなっているのだろうか。
砂場での遊びの機会、
海や山などの自然との戯れ、
ぼくは様々な菌に出会ってきているけど
子どもたちはまだまだ出会ってないだろう。
人間にとっての「清潔」が
すべての菌を滅する方向で進んでしまうと
別に大丈夫な菌が体に入ってきたときに
過剰反応してしまうこともあるそうだ。
今日も娘が部屋の壁に
まったく害のないクモを見つけて
「これは駆除せねば」と言わんばかりに
過剰に反応して、何重にもなったティッシュで
クモをつぶそうも壁をバンバン叩いていた。
これが体の中で起きたとしたら…
ゾッとするばかりだ。
一般的には「腹八分目」といわれていますが、延命遺伝子を働かせるためにはそれでも多過ぎです。できれば「腹六分目」を目指してください。
最近お腹一杯食べることの苦しさを
感じるようになってきた。
まず、眠くなる。
そして、お腹が重いから動きたくなくなる。
特にお昼はあんまり食べないほうがいい、
そう考えている。
夜もいっぱい食べ過ぎるとしんどいから
ほどほどにしている。
(餃子のときは例外的に爆食)
意図的に飢餓状態をつくることで
延命遺伝子なるものが発動して
体をきれいに調査してくれるらしいから
六分目作戦に激しく同意する。
おいしいものをちょっとだけ。
これがこれからの食生活になりそうだ。
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