【ブランディング】札幌グランドホテルー当たり前のサービスを疑ってみる
先日札幌出張の際、
「札幌グランドホテル」に宿泊した。
チェックインをした際に
「SDGsの働き掛けとして、連泊のお客様に、
お部屋のクリーニングとリネンの交換をご辞退された場合
ビールかお茶を2本をプレゼントさせていただきます。
ご希望でしたら
この紙にお部屋番号とご希望のお品を書いて
Please Make Up Roomのマグネットと共に
ドアに貼っておいてくださいませ」
という説明を聞いた。
今まで、ホテルで連泊をすると当然のように
〇ベッドメイキング
〇お部屋のお掃除(ゴミ箱も全てきれいに)
〇リネンの交換・・・・
というサービスを受けていました。
SDGsの取り組みとしてという説明と共に
お客様にビールを2本もプレゼントしてくれるなんて
希望しない方はいないんじゃいかな?
滞在2日目、ということで、私はビール2本をご希望。
そして夜、仕事を終えホテルの部屋に戻ってみると。。。。
なんとサッポロ『CLASSIC』が
2本冷蔵庫に入っているではないですか!
嬉しい!何というサービスでしょう!
当然のごとく、仕事終わりの夜、
お部屋でこのビールをいただきました。
美味しかった❤
これは、マーケティング施策として
お客様には喜びが提供され、
ホテル側としては
人件費、リネンなどの経費が削減できる
そして地球にも優しい、とても考えらえたもの。
ビール2本をお客様にお渡ししても、
実はそれ以上のコストがかかっていたんだ、
と再認識することにもなりました。
今まで当たり前だったホテルのサービスを疑う。
ホテルで連泊するとベッドメイキング・クリーニングなどは当然のこと。
日本では当然のように行われるサービスですが、
海外ではチップ制であることも事実です。
SDGsの為に、そしてホテルの為に
今まで当たり前だったサービスを
辞めることを選択するという決断力。
それだけではなく、
お客様にも喜びを与えてくれることによって
お客様・ホテル・地球が全てWin Win Winになる。
「BRAVO」と言いたい施策です。
札幌は新しいホテルが次から次へと出来ていますが
老舗の札幌グランドホテル。
老舗ではあるものの
今までの当たり前サービスを自ら疑って、
それを変えるという企業姿勢も感じられました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
何かの役に立てば、嬉しいです!