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【本】アラフィフおばさんが「すてきなおじさん」をご紹介―「パリのすてきなおじさん」

あけましておめでとうございます。
2023年は兎年。
兎の耳のように人の話をしっかりと傾聴し、
そして兎のように少しだけジャンプできるといいな
と思って1月1日を過ごしております。

さて、新年まずおススメする本は
「パリのすてきなおじさん」
by 金井真紀さん、広岡裕児さん

50を超えた立派なおばさんの私ですが、
身体はおばさん、性格はおじさん
さて、これからどちら路線で生きていけばよいのか。。。
そんな時に出会った本です。

この本を購入した場所がまたすてきでして、、、、
「読書するための居場所」本を旅するViaさんで購入しました。
パリが好き、旅が好きな私、そしておじさん好き
ドンピシャの1冊をすてきな場所で出会いました。
Viaさんのご紹介はこちら↓

イラストもいい味が出ています。
1ページめくると

少年である僕がいるとする。僕は両親が押しつけてくる価値観や物の考え方に閉じ込められている。(中略)ある日ふらっとやってきて、両親の価値観に風穴をあけてくれる存在、それがおじさんなんです。」と伊丹十三は言った。

「パリのおしゃれなおじさん」はじめにより

本書は、パリ在住十四年のジャーナリスト・広岡裕児おじさんと一緒に作った、初めて会ったのは一年ほど前。その夜、鴨料理を食べながら広岡さんは言った。
「ぼくの商売道具は好奇心」
おぉ、なんという名言。わたしも、そういうふうに仕事をしたい。

「パリのおしゃれなおじさん」はじめにより

価値観に風穴、商売道具は好奇心⁈
もう、読む前からワクワク感が止まりません。

実際の中身ですが、おじさんは6つに分類されています。
1.おしゃれなおじさん
2.アートなおじさん
3.おいしいおじさん
4.あそぶおじさん
5.はたらくおじさん
6.   いまを生きるおじさん

それぞれの分類の間に、小さなコラムが挟まれています。
フランス独特の事情だったり、歴史や社会情勢が説明されていて
パリやフランスにご縁のない方でも楽しめるようになっています。

「おしゃれ」「アート」から始まるのが
やはりおフランス、パリならではですね!
全体的に色濃い・魅力的なすてきなおじさんばかり。
おじさんならではの名言も沢山登場。
一人のおじさんを解説しているnoter桑本大成さんの記事を発見しましたので
ここでご紹介。↓

ね、すてきなおじさんでしょ~。
こんなおじさんが67人もご紹介されています。

身体はおばさん、性格はおじさんの私が
もし金井真紀さんに取材されて、
6つの分類のどこに属したいかと、ふと考えると、
欲張りなので「全て!」と言いたいところ。
厳選に厳選を重ねると、
6番目「いまを生きるおじさん」なのでしょうか。
日頃の生活で、欲張りではありますが1番目から6番目
「おしゃれ、アート、おいしい、あそぶ、はたらく、いま」
全てを意識しながら生きていきたいな、
と感じた1冊でした。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
2023年が素晴らしい1年となりますように。
またすてきなおじさんとの出会い、
すてきな本との出会いが
みなさまにもありますように。

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