坐骨神経痛ってどんな原因で起こるの？

こんにちは、熊本県熊本市西区の
「やすたけ整骨院」院長の安武建です。

「歩いていると腰が痛くなる」
「長時間立っているとお尻や脚がしびれてくる」
「脚にうまく力が入らないことがある」
こんな症状でお悩みではないでしょうか？

これらは、坐骨神経痛に多い症状です。

痛みだけでも不安になるのに、しびれまで感じるようになった。しかも、良くなるどころか段々酷くなってきた。

「しびれって神経の問題だから、もうよくならないの？」
「もしかして脳に異常があるんじゃないの？」など考え出したら、どんどん不安になっていくと思います。

原因を知っておくだけでも安心して、症状が軽くなったと言われる方もいらっしゃるので、今回のブログでは、坐骨神経痛の原因について書かせていただきました。

坐骨神経痛でお悩みの方の不安が少しでも軽くなっていただけたら嬉しいです。

坐骨神経痛の主な症状

坐骨神経痛は、坐骨神経が何らかの原因で圧迫されたり、刺激を受けたりすることで発症します。以下のような症状が特徴的です。

・おしりから下肢にかけて痛みがある
・長い時間立っているとしびれを感じる
・おしりの痛みが強く、座り続ける事が困難
・歩くと下肢に痛みが出るため歩けなくなるが、休むと歩く事が出来る
・体をかがめると痛みが強くなる

これらの症状が現れた場合は、早めの対処することが大切です。

坐骨神経痛の原因

腰部脊柱管狭窄症
脊柱管が狭くなり、神経を圧迫することでしびれや痛みが出ます。
脊柱管が狭くなる原因として、加齢や普段の姿勢が悪いことなどが挙げられます。

腰を反らすと脊柱管がさらに狭くなり神経などを圧迫しやすくなります。
５０歳以上の中高年に多いですが、人によっては３０～４０代で症状が現れることもあります。

【痛みの特徴】
体を後ろに反らすと痛みが出やすいです。逆に前かがみは割と楽にできます。

・高いところのものを取る動き
・腰をひねる動作
・背筋を伸ばす動作などで痛みが出たり、痛みが強くなったりする。

　　　　　　

腰椎椎間板ヘルニア

背骨の間の椎間板がつぶれて飛び出して、腰椎の神経を圧迫することで坐骨神経痛が起きます。
２０代が多く１０代で発症することもあります。

【痛みの特徴】　
腰部脊柱管狭窄症と違い、前かがみになると痛みが出やすいです。

・あぐらや横座り
・中腰で行う動作
・猫背の姿勢などで痛みが強くなります。

梨状筋症候群
梨状筋（りじょうきん）はお尻の奥にある筋肉で、この筋肉が緊張することで坐骨神経を圧迫することでしびれなどの症状が起こります。

梨状筋の役割として
・坐骨神経や栄養を供給する血管を守る
・坐骨神経を冷えから守り血流を維持する役割があるので、梨状筋が衰えると坐骨神経痛になりやすいです。

最後に

いかがでしたでしょうか？
まず腰痛から始まって、次第に坐骨神経痛になっていくケースがほとんどです。慢性的な腰痛がある方は、症状がひどくなりしびれが出たりする前にお近くの治療院などで体のケアをしておくことをおすすめします。

当院でも腰痛や坐骨神経痛に対する施術を承っておりますので、どこに行ったらよいか迷われている時は、お気軽にお問い合わせください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

（監修：柔道整復師　安武　建）