自分の機嫌は自分でとる
雨の日が多くなりました。
快適に過ごせるよう晴耕雨読のような生活を心がけています。
異分野の本から様々な発見があり、好奇心が刺激されます。
私の好きな言葉をお伝えします。
「平和は自分の足元からはじまる」
(カール・ヤスパース)
「機嫌をとる」の意味
【機嫌】
1 表情や態度にあらわれる気分のよしあし。快・不快などの感情。気分。
2 人の意向や思わく。また、安否やようす。
3 そしりきらうこと。嫌悪すること。
4 時機。しおどき。
【機嫌をとる】
人の気分を慰めやわらげるようにする。人の気に入るような言動をする。
(引用:goo辞書)
投稿のきっかけ
インターネットニュースで、朝ドラ「らんまん」を見たのがきっかけでした。
壽恵子は、主人公の万太郎に会えないことにモヤモヤしているときに、壽恵子の母まつから出たのが、
「自分の機嫌は自分でとる」
という言葉だったのです。
「機嫌」という言葉は、元々は仏教語です。
「機嫌」は古くは「譏嫌」と書く戒律の名前でした。
「息世譏嫌戒(そくせきげんかい)」という仏教の戒律があり、世間からそしり嫌われることを息(や)めさせる戒めだったのです。
お坊さんは修行に専念する必要がありましたから、労働は一切禁止、つまり生活面はすべてお布施に頼らなければなりませんでした。
贅沢や誤解を招く行動、悪事をはたらくなどは厳しく戒められます。
なぜなら、修行の継続のため、祈りを捧げる相手(世間)から尊敬されるべき存在になる必要があったからです。
ということは、
「自分の機嫌を他人に取らせる」という行為は、
仏教の戒律から反することになりますね。
戒律遵守の放棄なので、世間から嫌われる存在になります。
自分で自分の機嫌をとる方法
私は、自分自身が楽しく幸せな気分になれるよう自ら行動するようにしています。
1. 自分にとって快適な場所に行く
私にとって快適な場所は図書館です。
都会は、活気があっていいのですが、人が多くて周囲は喧騒的な空間です。
仕事で疲れた時は、心身の疲労感が増すことがあります。
そんな時、図書館は、私にとって、心のオアシスです。
広い空間でかつ静かな雰囲気は私の心を落ち着かせることができます。
たまたま見たキャラ弁当のレシピ本は、発想が面白くて、思わず微笑んでしまいました。
見ていて楽しかったので、自分でも作ってみようかなと一瞬、思いました。
2. 笑う
さすがに職場や街中で、ひとりで大笑いするのは勇気がいります(笑)。
家のパソコンで“Tver”を検索して、面白そうなコメディドラマやバラエティを選択します。
ドラマで面白かったのは、
「極主夫道」、「ハコヅメ」、「ブラッシュアップライフ」
刑事ドラマと言えば、「相棒」など殺人事件が起きて、刑事の推理で事件を解決するというのが定番でしょう。
この中で、「ハコヅメ」は、夫婦喧嘩や高齢者の認知症など現代日本の社会問題に触れつつ、隙間にギャグや警察官の本音の部分を盛り込んでいたので笑いと同時に警察官の仕事の大変さに共感しました。
警察官というシビアな仕事をよくコメディにできたなあと思いました。
3. プロ野球のダイジェスト動画を見る
私は、日本ハムのダイジェスト動画を見るのが好きです。
試合のハイライトシーン以上に感動するのが、
「ヒーローインタビュー」です。
日本ハム本拠地で勝利した時は、球場内で粋な演出があり、ヒーローの選手たちが複数出るので、それを見るのが楽しみです。
ヒーロー選手たちの笑顔、そして言葉に励まさている気分になります。
そして、けがなどで活躍できず、他球団から移籍してヒーローになった選手の涙に思わず目元が潤むことがあります。
さらに、応援団から選手への拍手や応援に心が温かくなります。
それでは、
ごきげんよう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。