GDPからGNHへ〜幸福度指数について〜
本日の言葉。
「他人と比較しない。
世間と比較しないこと。」
(樹木希林)
投稿のきっかけ
日本のGDPが世界第4位になったという
報道がきっかけでした。
皆さんは、この報道を聞いてどう思ったでしょうか?
危機感を持ったでしょうか?
「やっぱりね」と思ったでしょうか?
「GDPって何ですか」と思いましたか?
私はGDP第4位と聞いて
実感が湧きませんでした。
今の私にとって、
GDPは遠い存在だったからです。
GDPとは
GDP(Gross Domestic Product)は
国内総生産
GDPは国内で一定期間内に生産されたモノやサービスの付加価値の合計額。 “国内”のため、日本企業が海外支店等で生産したモノやサービスの付加価値は含みません。
一国の経済活動を包括的に示す指標・景気を測る指標として重要なもので、内閣府が作成・公表しています。
日本がGDP第4位になった要因は、
円安、人口減、収入伸び率の停滞など
複数の要素があるようです。
GNHとは
GNHは、経済成長を重視する姿勢を見直し、伝統的な社会・文化や民意、環境にも配慮した「国民の幸福」の実現を目指す考え方です。
ブータンのジグミ・シンゲ国王により、1970年代にGNHの概念を提唱されました。
その背景には仏教の価値観があり、環境保護、文化の推進など4本柱のもと,9つの分野にわたり「家族は互いに助け合っているか」「睡眠時間」「植林したか」「医療機関までの距離」など72の指標が策定されています。
世界の幸福度ランキング
2023年の世界幸福度ランキングは、
1位 フィンランド(GDP 47位)
2位 デンマーク ( 〃 37位)
3位 アイスランド(〃 104位)
米国は15位、中国は64位、ドイツは16位、
日本は47位でした。
幸福度は、主観的な幸福度を調査するとともに
1.一人当たり国内総生産(GDP)
2.社会保障制度などの社会的支援
3.健康寿命
4.人生の自由度
5.他者への寛容さ
6.国への信頼度
の6項目を加味して順位付けしたものです。
主観的な幸福度なので、
一概には言えませんが、
日本人はネガティブ感情が強いのではと
思うのは私だけでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございます。