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「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」という体験
ダイアログ・イン・ザ・ダーク神宮外苑「内なる美、ととのう暗闇。」を体験してきた。
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」というのは、ドイツ発祥のプログラムで、世界中で開催されている「真っ暗闇のエンターテイメント」だ。完全に光を遮断した”暗闇”を探検し、視覚以外の様々な感覚、コミュニケーションを楽しむのだが、そこにはたくさんの学びと気づきがある。
過去に二度行っているのだが、今回、神宮外苑でのプログラ
HIMARIさんのヴァイオリンに心が震える
HIMARIさんのリサイタルを聴きに行ってきた。
「行ってきた」というより「幸運にも行くことができた」という方が正しい。HIMARIさんにとって、初の国内リサイタルということで、チケットは即完売だったそうだ。
演奏曲は下記の7曲。
心が震えるというのはこういうことか、というほどの感動だった。
どの曲も素晴らしかったが、『レッド・ヴァイオリン・カプリス』『「ファウスト」の主題による華麗なる幻
卒論を書いた竹富島を24年ぶりに訪れた。
卒論を書いた沖縄の竹富島を24年ぶりに訪れた。
■竹富島との出会い
初めて竹富島を訪れたのは、1998年の夏だ。
当時、私は理学部地学科の学生で、それは旅行好きという安易な理由で選んだ学科だった。(ちなみに現在ははもうない学科で、地球惑星物理学科になっている)
地学科の中に自然地理と人文地理があって、私は人文地理(人間の暮らしや文化を学ぶ)が専攻だったが、竹富島を訪れるきっかけになったのは
ショートムービー『橘康仁が全裸になるまで』
なんと私の人生が映画になりました。
というと大袈裟で、しかも恥ずかしながら、という感じですが、ともあれ下記ショートムービーをぜひご覧ください。
上記は、「TAIYO MAGIC FILM」という劇団を主宰している西条みつとし さんが監督されたショートムービーで、実はこれ、3年前のクラウドファンディングのリターンなんです。
下記がそのクラファンのページ。
この中の、
「TAIYO MAGIC
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の「PROLOGUE」が素晴らしかった件
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』が始まった。テレビでの新作アニメは5年ぶりらしく、だからだろうか、なんとなく目について少し遅ればせながら配信で見た。
正直に言うと、第1話だと思っていたものが第1話ではなく「PROLOGUE」とタイトルがついた前日譚(エピソード0)だったことに気づいたのは、見終わってからだったが、とにかく面白いと思った。
物語の作り手として、以下、私なりに解説してみたいと思う。
Netflix『グレイマン』が流石に面白い
知り合いから面白いと聞いてすぐに見た。
個人的に『ジェイソン・ボーン』が大好きなので、期待していたのだが、期待以上に面白かった。
一般的には「息をつかせぬアクションがすごい!」という感じで話題になっていると思うが、シナリオがまず素晴らしかったと思う(そしてこの感想文はそっち寄りに書きます)。
制作費がNetflix史上最高の200億ということで、面白くて当たり前という人もいるかもしれないが、
Netflix『バイオハザード:RESIDENT EVIL』が面白い
Netflix『バイオハザード:RESIDENT EVIL』が面白かった。
原作ファンからは賛否両論とも聞いたので、あくまでゲームを未プレイで、ドラマ単体としての評価だが、私はぐいぐい引き込まれ一気に見た。
(以下ネタバレ含みますのでご注意ください。)
海外ドラマ特有の展開感は、このドラマに限ったことではないが、一番印象に残っているのは1話のラストシーン。
あれは素晴らしかった。想像を裏切
今さらだが、映画『少年の君』が素晴らしい件
今年のショートショートフィルムフェスティバル(SSFF)のブランデッドムービー部門で審査員をやらせてもらった時のこと。
Branded Shorts 2022開催レポート
https://shortshorts.org/2022/information/0614brandedshorts2022/
私は事前審査で、一つの素晴らしい作品に出会った。それが下記のショートムービーだ。
Burber
Netflixドラマ『暗黒と神秘の骨』の面白さを解説(ネタバレあり)
週末にNetflixの『暗黒と神秘の骨』を一気に見ました。
https://www.netflix.com/browse?jbv=80236319
私は魔法が出てくる中世っぽい物語は好きなジャンルで、少し前に観た『ニミュエ〜選ばれし少女〜』とか、金字塔と言えば『ゲーム・オブ・スローンズ』でしょうか。
ニミュエ〜選ばれし少女〜』
https://www.netflix.com/watch/80
国立アーカイブ「羅生門展」
国立映画アーカイブという場所に行ってきました。
あまり知られていないかもしれませんが、日本で唯一の国立映画専門機関で、映画の保存・研究・公開を通して映画文化の振興をはかる目的で設立された施設になります。
とある作品で古い時代のフィルムを使用させてもらいたく打ち合わせで行ったのですが、「常設展」と併設して「羅生門展」というものがやっていてみてきたのですがすごく良かったです。
「常設展」では映画
「TADANORI YOKOO ISSEY MIYAKE」
「TADANORI YOKOO ISSEY MIYAKE」の展示見てきました。
A-POC(エイポック)による服づくりを行ってきた宮前義之さんとそのチームが、横尾忠則さんと衣服の可能性を追求するプロジェクトです。
とにかく、服のパワーが半端じゃないです。
完全に服に負けてる!これを着こなせるような人になりたいと思いつつ、一生かかっても無理かもと思いました。
一枚の布から作っているのもすごい
映画『1917』の感想(ネタバレあり)
https://1917-movie.jp/
すごかった。とにかくすごかった。しかし、何にグイグイ引っ張られたかというと、それが言葉にしにくい。
「緊張感」とか「臨場感」とか、言葉にするとそんな感じなのだろうが、全編1カット(正確にはそう見えるような作り)という手法が、この時代にどういう「体験」になっているのか、興味があり初日に観に行った。
観終わった直後は、全く言葉が出てこず、ただ打ちのめ