【面白いとは何か? 面白く生きるには? 】(著:森 博嗣)を読んで
本書からのアクションプラン
【言葉の因数分解を試みる】
1、「面白い」を噛み砕く
「面白い」と言っても様々な意味があります。
著者は実に細かく分析していました。
以下がその要約です。
「可笑しい」→笑える、ギャグ、ユーモア、苦笑、ほのぼの、癒される
「興味深い」→考えさせられる、好きなもの、気づきがある、調べていたもの
「思いどおりになる」→考えたとおり、予測が当たる、繰返し、同感、共感
「手応えがある」→簡単ではない、やり甲斐、難しい、珍しい、達成感
「動きがある」→スリル、目が離せない、どきどきする、加速度
「意外性」→驚き、予想が裏切られる、例がない、新しい、変だ
「欲求を満たす」→美味しそう、格好良い、セクシィ、可愛い
そして、大体において「面白い」とは上記の複合的要因である、との事。
いや、言葉の因数分解はとてつもない広がりを生みますね。
私自身、こんな因数分解は考えた事もありませんでした。
また、著者自身が追及する「面白さ」は、以下のように言及しています。
必要なものは、ずばり「計画」であり、「作業」である。
あなたの設計図は、あなたにしか見えない。
他者を巻き込まないで、自分一人で、その設計図を実現するために作業を始めよう。
「面白さ」とは、そういうものだ。
つまり、「自己実現、自己満足こそが面白さ」と言えるのだと思います。
確かに、夢中になっている事は面白いと同義かもしれません。
そこにあるのは自己実現であり、自己満足だと思います。
2、知的探究心
本書の中で子供に関する事が書かれていました。
子供は「無知」であるから、知らないことが周囲に沢山ある。
それらを知ることが、「面白い」のだ。
この「知ることが面白い」はまさにその通りかと思います。
今、私が読書を続けているのも「知ることが面白い」からですね。
「勉強が面白い」と言い換えられるかもしれません。
とにかく、知的好奇心が溢れているのです。
今の私は「知ることが面白い」のです。
まさに自己満足であり、知ることで自分をさらなるステップアップさせるためにnoteにアウトプットしている。
その行為が自己実現へと近づける事だと思うのです。
3、まとめ
言葉の因数分解と、その本質的な意味を学びました。
この因数分解は他の言葉でやってみても面白そうなので、ぜひ討論という形でやってみたいと思います。