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昨年のドラフト指名を振り返る【中日ドラゴンズ・1位~3位】
2022年シーズンが終了し、積極的な補強などでストーブリーグを騒がせるドラゴンズ。来季に向けて、着々と戦力を整えています。
今回の記事では、昨年のドラフト会議で指名した6人を振り返り、来季の注目ポイントを探っていきます。
まずはドラフト1位から3位です。最後まで是非、ご覧ください。
脚を生かして1軍デビューへ
ドラフト1位は外野手のブライト健太選手(上武大)でした。高い身体能力を生かし、外野の一角を担うことが期待されましたが、今季の1軍出場は叶いませんでした。
ただ、今秋のフェニックス・リーグでは、持ち味の脚力を生かして盗塁を増産。故障さえなければ、来季の1軍デビューは間違いないでしょう。
外野のレギュラー争いは激しいですが、広いバンテリンドームで存分に輝くことが期待されます。
来季も自慢のパワーで
ドラフト2位の鵜飼航丞選手(駒大)は、今年の新人の中で最も活躍したといえます。故障などによる途中離脱はありましたが、主に外野手として59試合に出場。4本塁打を記録しました。
日本人離れしたパワーを見せ、長打力不足に悩む打線の明るい光となりました。鵜飼選手が魅せる豪快なスイングに、毎打席期待感が溢れていました。
良い事も悔しい事も、試合に出場したからこそ得られた経験が鵜飼選手にはあります。経験を活かし、どこまで成績を伸ばすのか楽しみです。
故障なく来季は
ドラフト3位の石森大誠投手(火の国)は、唯一投手として入団。強力リリーフ陣に加わることが期待されましたが、1軍デビューは果たせませんでした。
大学を経て独立リーグ、そして唯一の投手だったということで、石森投手に過度な重圧がかかってしまったのかもしれません。
来季は故障なく、1軍の舞台で暴れてほしいです。
特に注目すべき選手は
ドラフト上位指名された3選手は、大学、独立リーグ出身の選手。1年目から1軍の舞台を経験すると思っていましたが、鵜飼選手以外は1軍出場を果たせませんでした。
来季は2年目。新戦力も加入し、競争はさらに激しくなります。その中でも、石森投手は特にチャンスがあると考えています。
DeNAから砂田毅樹投手は加入しましたが、リリーフ左腕は手薄な状態です。福敬登投手や岡田俊哉投手が復活しても、石森投手のように直球でグイグイ押し込んでいくタイプの投手はいません。
石森投手の個性を発揮できる場面は整っています。故障さえなければ、大ブレークの可能性を秘めています。
ブライト選手、鵜飼選手ももちろん注目ですが、石森投手の投球に特に注目です。
皆様はどのように考えますでしょうか。
【参考サイト】