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現役ドラフトでの補強ポイントは?【中日ドラゴンズ・投手編】
いよいよ史上初の現役ドラフトが迫ってきました。9日に行われる現役ドラフト。最低1名は獲得するため、必ず移籍が起こります。
ただ、非公開で行われ、さらには初めて開催されるということで、どういった移籍が起きるのか予想が難しいところでもあります。
そこで今回は、トレードが起こったドラゴンズの戦力を再確認し、補強するであろうポイントを探っていきます。第1回目は投手に絞って考えていきます。最後まで是非、ご覧ください。
不安ポイントの補強に成功
今季のドラフト会議では、1位で仲地礼亜投手(沖縄大)、3位で森山暁生投手(阿南光高)を指名。即戦力として期待がかかる仲地投手と、将来性豊かな森山投手の獲得に成功しました。
最も衝撃的だったのは涌井秀章投手の獲得でしょう。主力だった阿部寿樹選手を放出してまで、通算154勝を挙げている涌井投手を獲得。先発陣をさらに強化したいという思いが伝わってきます。
不安だったリリーフ左腕の獲得にも成功しました。DeNAから砂田毅樹投手を獲得。通算269試合に登板するなど、リリーフとして経験は豊富です。年齢は27歳で、ここから全盛期がやって来るとみて良いでしょう。
鉄壁投手陣
今季、2軍で6勝を挙げた福島章太投手が支配下に復帰し、先発型左腕がさらに増えたドラゴンズ。大野雄大投手、小笠原慎之介投手、松葉貴大投手、上田洸太朗投手らと、左腕王国結成に期待がかかります。
右腕でも柳裕也投手、高橋宏斗投手、涌井投手がおり、故障がなければ強力な先発ローテがすでに完成しています。
リリーフ陣も砂田投手を獲得したことで不安材料が消え、来季もR・マルティネス投手、ロドリゲス投手、清水達也投手を中心とした鉄壁リリーフ陣が構築されそうです。
わずかな不安
唯一、不安があるとすればリリーフ陣の勤続疲労です。特に祖父江大輔投手は5年連続で40試合以上登板しています。実績ある田島慎二投手や岡田俊哉投手もいるとはいえ、調子が上がってこないと苦しくなります。
ただ、若い森博人投手、山本拓実投手が自己最多の30試合に登板し、24歳の藤嶋健人投手も健在。清水投手もあわせて、若い投手が底上げしていることは大きなプラス材料です。
心配しすぎかもしれませんが、リリーフ陣の長期離脱だけは避けたいところです。
守り勝つ野球を実現するために
投手陣を見ると、深刻な不安材料は見当たりません。ただ、投手を中心とした守り勝つ野球を行うドラゴンズ。有望な投手が多くいることは、大きな安心感に繋がります。
将来性豊かな選手が移籍すると思われる現役ドラフト。将来有望の投手がいれば、獲得して良いと考えます。
左右は問わず、先発、リリーフも固定せず、純粋に有望な投手の獲得はドラゴンズにとって貴重な戦力となります。
最優先課題ではありませんが、投手をさらに強化することはプラスになると考えます。
皆様はどのように考えますでしょうか。
【参考サイト】