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世の中の動きを知ると…

こんにちは。週刊こどもニュースでニュースを学んでいた"やす"です。毎週土曜日に配信しているNohJesuリテラシーマガジンで、トピックを選定するキュレーターをしています。
当時は自分がニュースをまとめる立場になるとはこれっぽっちも思っていませんでしたが、ニュースのモニタリングをかれこれ1年9か月続けてきたので今回「#習慣にしていること」に応募してみることにしました。
#天職だと感じた瞬間

人には何かしら得意なことがある。

習慣化したいと思っても続かないのが人の性(さが)。三日坊主どころか1回も行動を起こせないことは良くありますよね。理想のイメージは頭の中にあるのに。。。(涙)
それでも"考えなくてもやっちゃってる"ことがあると思います。私の場合は食後のコーヒーならぬ食後のコーヒーアイス(某チェーン店のジャモカコーヒー一筋です)。あと、どこでも寝られることとか(笑)自分では当たり前過ぎて気がつきませんが、この「考えなくてもできること」は自分の得意なことだったりします。それが私にとっては「もくもくと作業すること」でした。私には広汎性発達障害とADHDがあって、単調な作業でも意外と苦にせず続けられます(だがしかし、こうして記事を書くことは得意ではないのでチャレンジだったり💦)。情報キュレーションのためのモニタリングの仕事は外から働きかけがあって始めたことですが、辞めずに1年半以上続けてこられたのは自分の特性に合っていたのだと思います。
仕事仲間に「ニュースのまとめがすごい!」と背中を押してもらったので、内輪だけに留めるのではなくお裾分けしてみることにしました。そうして始めたマガジンが「週刊Watchモニタリング」です。国内外で起こった出来事をリテラシー技術の核心であるnTech(認識技術)の観点からピックアップしたもので、今注目すべきニュースや時代の方向性を知りたい方に読んでもらいたいマガジンです。

ちなみに子どもの頃の多動は大人になるに連れて“頭の中の多動”に移り、考えがうるさいのはリテラシー技術を学んだことで統制できるようになりました(ムダな考えが出なくなるってほんとラクです)。 

週刊Watchモニタリングから得たもの。

1 仕事で気をつけていること

週刊Watchモニタリングでは「時事」「IT・科学技術」「話題」の3つのテーマと、時代を象徴する13の切り口からニュースをピックアップしています。気をつけていることは2つです。1つ目は可能な限り確かな情報をピックアップすることで、これはどこに掲載されたニュースなのかと、根拠となる情報源を示しているかどうかを頼りに判断しています。2つ目はなるべく情報を網羅しながらも、時代の変曲点を知る上で重要な動きに絞ること。NohJesuリテラシーマガジンは「時代の方向性を示す羅針盤」をコンセプトに編集しているので、その編集方針に合うニュースを意識しています。
この「キュレーションの型」は1年間ニューストピックをピックアップし続ける中で少しずつ整ってきたもので、始めの頃は主要新聞の見出しを拾うくらいしか観点を持てず、すぐにトピックが枯渇していました。編集長に「他にニュースは無いの?」とよく叱られていました。そうした中で徐々にモニタリングする情報源を増やし現在の型ができ上がっていったのですが、特に有難かったのが仕事仲間の観点でした。一人ひとり見ている観点が異なっているからこそ、ピックアップすべきニュースの抜け漏れを防ぐ効果があったと思います。
AIによる人間の尊厳破壊を語るリテラシーマガジンですが、私のピックアップ傾向を学んでGoogle先生がリコメンドしてくれるニュースも役立っています。AIを知り、道具に活用できるようになることも大事だと思います。あと、日経ビジネスのまとめ記事はトレンドを知ることができるのでスゴイです。

2 習慣が人の可能性を拓く

一番長い時間を費やす仕事を通じて習慣化ができるのは、幸せなことだと思います。リテラシーマガジンのリーダーをしているTさんは、ニュースに関心が持てない人でした。彼女は私の特性を理解してくれている良き友人でもあります。毎週編集会議の前夜に私とトピック会議をしているのですが、いつも「この時間が貴重な勉強になっている」と話してくれます。始めは取り上げるトピックが箸にも棒にも掛からなかったのですが、トピック会議を重ねる中で徐々にセンスが高まり、あるとき4週連続でテーマが採用されたことがありました。Tさんの努力が実を結び、編集長の観点とひとつになった瞬間でした。始めは必要に迫られてのことだったと思いますが、「ニュースに関心が持てるようになった」と話すTさんを見ていると、習慣が人の可能性を拓くのだと勇気をもらえます。

3 天職だと感じた瞬間

私は日々のモニタリングに加えて、リテラシーマガジン主催イベントの運営にも携わっています。「発達障害の人はITが得意な傾向がある」と言われますが、私も向いている方だと思います。オンラインイベントではZoom操作を担当し、画面作りや参加者管理、ブレイクアウトルームの設定などをこなします。交流会に集まった参加者の楽しそうな顔を見ると、自分の特性を活かして仕事ができていることにやりがいを感じます。

海があってお魚が生きられるように、私たちは世の中に無関心でいられても時代の影響から無関係でいることはできません。
世の中の動きを知ることで、時代の波に流される側から時代のうねりをつくる側へと一歩踏み出すことができます。

週刊Watchモニタリングが、あなたがニュースに関心を持つ機会になれば嬉しいです。
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やす@NohJesuリテラシーマガジンの中の人
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