＃09【マンガ学】自分の本音を打ち明ける〜宇宙兄弟〜

ご訪問ありがとうございます！
坂本恭通(やすゆき)です。

今回、マンガで学ぶ！
宇宙兄弟の第9回目書いていきます！

※前回の記事も合わせてどうぞ。

宇宙兄弟ってどんな漫画？

出典：小山宙哉『宇宙兄弟 6』

宇宙兄弟は、『モーニング』(講談社)で
連載してる宇宙飛行士を
テーマに書かれた漫画。

宇宙飛行士としての夢を
叶えた弟、日々人(ヒビト)。
諦めかけた兄、六太(ムッタ)。

『俺ら2人で宇宙飛行士になるぞ！』
という幼少期の誓いを叶えるため、
ドラマチックに描かれる成長過程が人気の漫画。

第56回小学館漫画賞（一般向け部門）
第35回講談社漫画賞（一般部門）をダブル受賞。
2020年12月現在で、38巻。
累計2500万部を超える大ヒット漫画。

シーン：死ぬ覚悟は出来ているか？

最終試験の懇親会。
ムッタは、弟のヒビトに日本人初の月面着陸の機会を奪われ、快く思ってないと噂の吾妻に挨拶をしにいきます。

取っつきづらい吾妻に悪戦苦闘するムッタに対して、吾妻は、
『一つだけ答えてくれ
死ぬ覚悟はあるか？』
と問います。

出典：小山宙哉『宇宙兄弟 6』

その質問に対して、ムッタは戸惑いながら、
『当然！覚悟はありますとも！』
と答えます。

しかし、少し間を開けて考えながら、
再度口を開き、
『すみません、ウソつきました。
本当は、死ぬ覚悟……できてないです』
と本心を語ります。

出典：小山宙哉『宇宙兄弟 6』

ムッタは、続けて、
『たぶん、こりゃもう死ぬなって瞬間が来たとしても、ギリギリまで生きたいと思いそうです』と答えます。

吾妻は、昔、尊敬してた先輩から、
同じ質問をされた際に言われた言葉、

"たいていの飛行士はYESと答えるけどな
口では何とも言える薄っぺらいYESだ

死ぬ覚悟なんていらねぇぞ
必要なのは生きる覚悟だ

NOと言える奴がいたら、そいつは信じていい"

を思い出し、ムッタへの信頼を深めるのでした。

出典：小山宙哉『宇宙兄弟 6』

気づき：自己開示すること

いかがでしたか？今回のシーンでは、
等身大の自分を見せる勇気
を学ぶことが出来ました。

一見、死ぬ覚悟あるくらい、
決意があります！とアピールした方が良いと思いましたが、
吾妻さんが言うように口なら何でも言える。

等身大の自分を、大きく見せずに、
自己開示することで、相手も心を開いてくれて信頼や絆を築いていけるんだなと感じました。

次回もマンガで学ぶ！
投稿していきます！

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