土用の丑の日、大作戦。
昨日は土用の丑の日。
土用の丑の日とは、江戸時代、平賀源内が考案した、夏のうなぎ売り上げ大作戦のこと。
土用の丑の日に、うなぎを食べる。
今や現代に通じる風習となった。
この時期になると、みんな丑の日に踊らされているなぁと感じる。
普段なら「ふん、そんなうなぎ屋の都合に流されないぞ」と思うところ、今年はその風習に踊らされたいと思う。
暑すぎるんだよ。今年。
でも、うなぎは高い。
土用の丑の日の前に、今年も値上がりが続くといったニュースをみた。
ネガティブなニュースを目にすると、財布の紐は堅くなる。
お店で食べるなら、一人4,000円くらいか。
ぐぬぬ…高い。。
食べたいけど高級だし手が出ない…
やめとこ。
これがいつものパターン。
そう、今年は違う。
事前に手を打っていたのだ。
一月前にふるさと納税で購入した、コレを食べることを。
「ハーブうなぎ」なるもの。
あのうなぎ特有の生臭さを、ハーブで打ち消しているそうだ。
これはうまいに違いない。
調理方法はレンジでチンか、湯せん。
いやいや、こんな高級なものをレンチンなんてあり得ない。湯せん一択。
さらには、湯せんの後にフライパンで焼きの工程を加えると、より美味しくなるそうだ。
調理を担当する妻は、迷いなく焼きの工程を採用。
結果、出来上がった鰻丼はこちら↓
食べてみると、身はフッカフカ。
うなぎの生臭さは全く感じない。
小骨も少ない。
なんなら、妻のお米の炊き具合もカンペキ。
硬すぎず、柔らかすぎずのいい感じ。
はっきり言って、お店で食べるものと遜色ないうまさだった。
人はうまいものを食べると無言になる。
カニを食べるときも、言葉を発しなくなるが、それはカニの身をとる作業に集中しすぎてのこと。
うなぎのそれは、うますぎるからである。
昼に牛丼をたくさん残した6歳息子。
大好きなうなぎを無心でむさぼっていた。
「美味しい?」と聞くと無言でコクりと頷く。
土用の丑の日大作戦。
みごと大成功に終わった。
平賀源内さま、こんな素敵な風習をつくってくれてありがとう。
宮崎県日向市さま、また来年も納税させていただきます。
そして、株式会社大森淡水さま。
うなぎ、大変美味しくいただきました!
おかげさまで、暑い夏を乗り越えられそうです。
ごちそうさま!