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バリ島Aug.2024 part1 渡航30回目の旅行記は大波乱の復路から〜台風でスケジュール変更&トランスヌサ航空の遅延

今年の夏休みもバリ島へ行ってきました。
3月に仕事で行ったばかりなので約5ヶ月ぶり、しかも今回は記念すべき30回目の渡航。
これまで、友人、会社の同僚、両親・・・色々な人とバリ島を旅しました。
時には病気にもなったし、財布もスラれたし、思い返せば色々な経験がありますが、台風でフライト変更したり、危や乗継ぎに失敗か?というスリリングな経験をしたのは今回が初めて。

現時点は「復路での乗継体験=今回の旅の思い出のほぼ全て」なので、まずはこの話から。

元々のフライト予定はこちら。
航空会社:ガルーダインドネシア航空
往路:8/9(金)に直行便で成田からバリ島に到着。
復路:8/15(木)の深夜に直行便に乗り、翌日16(金)8:40am成田着

僕がバリ島に到着した後、日本では大きな地震が頻発し、いつも頭の片隅で心配事がモヤっと存在している状態でしたが、そこへ新たに忍び寄ってきた台風7号アンピルの影・・・。
帰国予定日、しかも着陸時間ドンピシャで、アンピルの野郎が成田空港を直撃しそうな気配。

国際線は余程のことが無い限り飛ぶと聞いている。
遅延するとか、ひょっとしたら到着地変更はあるかもだけど、大丈夫でしょ。
と、あまり気にも留めずに過ごしていたものの。

台風の勢力が日増しに強くなり、報道でも最大級の注意喚起がなされ、日系航空会社が国内線のみならず国際線を含む欠航を決め、公共交通機関も軒並み計画運休を発表。ここまでくるとさすがに不安が煽られ。

8/14(水)は夜中までネットで情報収集。
そして情報収集というのは、時として冷静な判断の邪魔をすることも。

翌15(木)は昼過ぎまで部屋に篭って対応策を検討。

午前中にクレジットカード会社のトラベルサポートに電話するが、そもそもこの窓口を利用して手配した航空券ではないので対応いただけず(そりゃそーだ)。

そこで、ガルーダインドネシア航空の日本の予約発券課へ直接電話してみた。
最新情報はHPかX(旧Twitter)を確認してほしいが、現時点で遅延や欠航の情報はないし、定時運行を予定している。

幸い僕のチケットは変更可能(要手数料)なことが判明。しかし、チケットを変更するとしても8/17以降の直行便は当面空席無し。
バリ島ージャカルタ経由ー羽田着の場合、8/17(土)発ならジャカルタから羽田の空席は十分ある。
でもバリ島からジャカルタへ飛ぶ便の残席は当面ゼロ。
これを自分で手配するのであれば選択肢は広がる。

少々検討し、再度ガルーダに問い合わせをした際、運良く8/16(金)ジャカルタ発&17(土)午前羽田着の空席が出たというので、とりあえずこの便を確保してしまった。

ちなみに、この時大活躍だったのが楽天モバイル。
RakutenLinkアプリ経由なら、海外から日本の電話番号への通話が無料(逆のパターンは課金対象)
上記の交渉ができるほどの英語力なんて全然無いし、困った時に日本語で相談できたことが、どれほど安心だったか。

でも、これが吉と出たのか凶と出たのか・・・。

次なるミッション、バリ島からジャカルタまでの飛行機を是が非でも自力で確保しなければならない。だが、ちょうど8/17のインドネシア独立記念日の休暇を前に、飛行機が混み合う時期と重なっていた。
インターネットの旅行サイトで検索すると、スケジュール的に良さげで、お値段もリーズナブルな「トランスヌサ航空」というLCCの空席があった。
聞いたことない航空会社だしかなり迷ったけれど、もはや後戻りはできないのでこれを予約。

結果、復路フライトスケジュールが下記に変更。

8/16(金)
・トランスヌサ航空 8B5109便 18:45 バリ島発 19:30ジャカルタ着
(ジャカルタで3時間25分の乗継時間を確保)
・ガルーダインドネシア航空 GA874便 23:25ジャカルタ発
8/17(土)
羽田空港 8:50着

当初の予定では8/16(金)の午前中に帰国して、週末にかけて社会復帰への英気を養うつもりだったが、これが1日短縮されてしまう。でもまぁ仕方ない。
そんなことよりも、1日長くバリ島に滞在できることになったのだから、この時間を有効に使わねば!

ということで、早速ビーチに繰り出してゴロシャロしながら、ネットでトランスヌサ航空について検索してみた。

ところがこのトランスヌサ航空、悪評の嵐😱

エアラインレイティングス社とかいうところの最新の飛行機会社安全性ランキングは最低評価。つい2ヶ月前には、人為的凡ミスにより前方ドアからスタッフが落下するという事故発生。

X(旧Twitter)には「13時発が16時に延び、23時になり、更に2時間待たされている」というポストも。

マジかー!!!

そして、こういう諸々がLCCを使う際の注意点だったことに、遅ればせながら気付く。

再度ジャカルタまでの移動を他の航空会社探してみたが、空席無し。
トランスヌサ航空のもっと早い時間の便を検索してみたが、やはり空席なんぞは無し。

自分の情報収集力の浅はかさに気づいたところで今更どうすることもできないし、何とかなるだろう、と言い聞かせる。

ところが夕方、「トランスヌサ航空 運行変更のお知らせ」というメールが届く。
スケジュールが90分後ろ倒しになった・・・。

8/16(金)
トランスヌサ航空 8B5109便 
バリ島発18:45 →20:15 
ジャカルタ着19:30→21:00

でも、ジャカルタでの乗り継ぎ時間は2時間25分あるし、仮に遅延が発生したとしても時間的に余裕はあるだろうと判断して、これを了承。

やっぱり直行便のスケジュールを変更しなきゃ良かったかな、でも欠航リスクは回避できたわけだし、成田に着陸できたとしても公共交通機関が運休していたら、どのみち空港で足止めだし・・・
トランスヌサが定時運行してくれれば何の問題もないわけだから、トランスヌサ、あんたを信じる!

と自分に言い聞かせてみたものの、この後は不安を抱えて過ごすハメに。
夕食もあまり喉を通らず・・・

そして翌日、運命の8/16(金)

一晩寝たら気分も晴れて、バリ島での最後の朝食を美味しくいただき、SPAでマッサージ受けて、大好きなバリ島を満喫しきった後に空港へ向かう。
この時点ではトランスヌサは定時運行されており、空港でのチェックインも時間通り開始。

チェックイン手続きの際に、ジャカルタでガルーダ国際線への乗継があるので、手荷物をなるべく早く受け取りたいと申し出てみたら、優先扱いのタグをつけてくれた。トランスヌサ、対応が素晴らしいじゃん!と感動し、心配は杞憂だったと安心しきって、のほほ〜んとカフェでお茶して時間を潰すなど。

でも、この時の自分に「オマエは騙されている」と教えてやりたい。

本番はこの後。

チェックイン時のスタッフの説明では19:45から搭乗開始だというので、その時間にゲートに向かってみると、嫌な予感が。

遅延してるっぽい😰

しかも、トランスヌサ航空の前に離陸予定のバティックエア(スラバヤ行き)も遅延していて、バティックエアの客の入場の後でないとトランスヌサの客は案内されないような感じだ。

スタッフに聞くと、15分の遅れを見込んでいるとのことだったが、結局30分くらい待たされた後に、ようやく搭乗開始。
この程度の遅れならまだ大丈夫、そう信じて機内に乗り込む。

トランスヌサ航空の機内はこんな感じ。
青と黄色のイメージカラー、座席ピッチも思ったよりは狭く無い。

そして飛行機は約30分遅れで動き出す。
駐機場から機体がバックした後、滑走路まで前進を始め、機内ではCAが避難誘導の説明を開始。

ここまで来たらもう大丈夫!

と思いきや・・・

機体が再度バックしはじめ、どうやら元の駐機場まで引き返した様子。

この後に及んでなに!?
機体トラブル? 
もしや飛ばないとか!?

すると貨物室のハッチが開いたような音が聞こえて、なにやらゴトゴト。
これはあくまでも僕の想像でしかないが、積み忘れの貨物かなにかがあって、それを積むために駐機場に戻ったのではないか?

この謎の待ち時間の間、説明アナウンスは一切無し。
他の乗客は落ち着き払っていて誰一人として文句言いださないのが不思議だったが、今思えば、他の客達はこういうことも全て織り込み済みでトランスヌサを選んだのかもしれない。

で、しばらくした後に飛行機は再度動き始めた。
それでもやっぱり説明アナウンス無し。

搭乗開始の遅れ+謎の待ち時間=約45分

やばい、本格的にやばい。


というわけでバリ島旅行記Aug.2024、しばらく続きます。

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