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「Mac/Slack/SaaS/ドメイン…すべて経験ゼロ」で大企業からスタートアップに転職した話


※この記事は、【2022 春 LayerX Advent Calendar(概念) 】8日目の記事です。1つ前の記事はみちるださんの「テックタッチ施策を『企画・実装・リリース』して学んだ、プロダクトをサービス価値に拡げていく話」で、明日はISリードであるMJさんのお話の予定です。

はじめまして!すべての経済活動を、デジタル化したい林(@yashi_hh)です。LayerXでは名字をもじってyashiと呼ばれています。
それでは以下、自問自答形式で、本タイトルにあるテーマについてお話をしていきたいと思います。


■簡単な自己紹介

Q.あなたはどんな人?これまでどんなことをやってきたの?

簡単ではありますが、以下のような経歴です。

【基本情報】
・林 弘翔(yashi)
・95年生/福岡県出身
・福岡県立修猷館高校卒
・京都大学法学部卒

【経歴】
・1社目:東京海上日動火災保険株式会社(2019/4~2021/12)
    -新卒入社
    -本店法人営業部に配属
    -鉄道業界のクライアントに対して事業賠償責任保険等をご案内
・2社目:株式会社LayerX(2022/1~現在)
    -SaaS事業部FieldSales(フィールドセールス)
    -「バクラク請求書」をはじめ「バクラクシリーズ」3プロダクトをご案内


■エントリのきっかけと入社の決め手

Q.なぜ転職?なぜスタートアップ?なぜLayerX?

俗に「10年3場所」と言われるように、日本国内の大企業(特に金融業界)では、全国転勤を繰り返しながら様々な経験を積み、多くの場合単身赴任を伴いながらキャリアアップしていく、というキャリアパスが常道だとされていました。

新卒で入社した当時は、それで問題ない、むしろ色々な地域で色々な経験を積めるのだ、とプラスに捉えていました。しかし、2年前に結婚をして家庭をもったことをきっかけに、単身赴任を伴う上記の働き方に素直に迎合することができなくなりました。この点は入社後、大きく考え方が変わった部分です。

また、東京海上日動在籍時に社外の有識者をお招きするウェビナー企画があり、そこにLayerXCEOの福島さん(@fukkyy)が登壇されたことがありました。当時はまだピボット前で、ブロックチェーン事業を中心としたお話をしていただいたのを覚えています。そのとき、こんなにダイナミックなチャレンジをしている業界と会社があるのかと衝撃を受けました。

転職を少しずつ考え始めた頃に上記の話を思い出しました。その後、あらためて調べ、LayerXがピボットを経て現在、SaaS・FinTech・PrivacyTechの3事業を行っていること、一方で「すべての経済活動を、デジタル化する」というミッションはピボット前から変わっていないことを知りました。そして法人営業を経験してきた自分が活躍のできる&成長速度(=変化量)を最大化できる環境があるということを知り、「次にチャレンジをできる場所はここしかない」と考え、LayerXの採用選考へのエントリーを決めました。
なお実際の転職活動においては、登録をしていたスカウトサービス経由でご連絡をいただいたエージェントさんが親身になってくださり、スムーズに進めることができました。


■入社してから2ヶ月、爆速でした

Q.大企業からスタートアップに移って苦労したことは?楽しいことは?

ジョインから2ヶ月が経過しましたが、爆速で月日が過ぎていくとともに、非常に濃密な時間でした。

当初はMacもSlackも使ったことなくSaaSの知識も経理・会計周りのドメイン知識も皆無な状態で乗り込んでよいものか、非常に不安が大きかったことを覚えています。
そこで、NDAを締結した上で入社前からSlackワークスペースに入れていただき、皆さんの仕事の進め方やコミュニケーションのプロトコルを学びました。またSaaS業界未経験だったため、業界の推薦図書や経理・会計のドメイン知識キャッチアップのためのツールなどについて教えていただき、事前に準備をすることができました。

入社後のオンボーディングプロセスは、圧倒的に高い心理的安全性が担保された環境でした。同時に、FieldSalesチームの先輩方から「商談ロールプレイング→フィードバック」といった丁寧なフォローをしていただきました。結果、SaaS知識ゼロ&経理・会計周りドメイン知識ゼロの私が、入社1ヶ月でお客様よりご契約をいただけるようになりました。

また会社としても急拡大フェーズであることから目下採用に全力を注いでおり、既に私の後に複数名、FSチームにジョインしてくださった仲間ができました。日々お互いに切磋琢磨しながら、助け合いながらチーム一丸となって日々お客様と向き合っています。


■フラットに見たLayerXのすごい点

Q.LayerXの良いところを教えて!

ここですべてを書き切ることはできませんが、以下挙げてみました。

  • 心理的安全性が高い

    • シンプルに「良い」人が多いです

    • また所謂「詰める」文化なども当然ですがありません(笑)

    • 自分の意見を、良い意味でストレートにぶつけて、適切にフィードバックを貰える環境です。息苦しさは皆無です

  • かなり自由な働き方が可能

    • 男性も当然育休取得可能です(CEOが1ヶ月育休取得

    • フルリモート勤務しているメンバーもいます(フルリモート@福岡

    • フレックスタイム勤務可能です

    • お子さんの保育園へのお迎えのために、MTG耳だけ参加or録画で後ほど視聴もOKです

    • 「長時間より長期間」という価値観が浸透しています

    • 「健康第一」「家族ファースト」を重視しています(家族ファースト

  • 圧倒的に非連続な成長をすることができる機会に恵まれていること

    • 手を挙げられる仕事・役割はいくらでもあり(&さらに今後、会社の成長とともにどんどん増えていき)、むしろ自ら作り出すことができるため、成長速度(=変化量)を最大化できる環境が準備されていることは保証できます。


■フラットに見たLayerXの伸び代

Q.良い点ばかり取り上げ過ぎでは、、??

スタートアップ界隈の中では制度・仕組み含め非常に整っている方であることは間違いないですが、一方で中にいる誰も、今が完全だとは考えていません。まだまだ改良できるポイントがあります。

  • やりたいことに対して、圧倒的に人が足りていない

    • 現在SaaS事業ではオフィスを東京のみに構えて3プロダクトを提供していますが、今後地理的にも、プロダクト数的にも、またお客様の業種や規模的にも、加速度的に増えていくことが予想される様々なプロジェクトを推進していく必要があります。一方、現在はFSメンバーがPMやBizDevを兼務しているケースが多く、実行に移したい具体的な施策等はあるものの、上記の理由から嬉しくも手が回っていない状況です。

  • まだまだオンボーディングについて改良の余地がある

    • 私が入社した段階でも、先に入社されたメンバーの尽力により、オンボーディングコンテンツについては非常に豊富に準備されていたため、情報の洪水を浴びる中で、エッセンスを抜き取ることができました。一方で、情報が多過ぎることの弊害として認知負荷がかかり、結果として最短経路でのオンボーディング体制の構築はまだ達成できていない、と感じています。そこで現在は、直近1〜2ヶ月に入社したメンバーが中心となってプロジェクトチームを立上げ、常に会社の成長フェーズにあったオンボーディングプロセスを構築できるように取り組んでおります。

    • オンボーディングコンテンツやプロセスの構築・整備は、組織の拡大につれて確実にレバレッジが効いてくる(逆に言うとボトルネックとなってくる)箇所ですので、この点も常にブラッシュアップが必要です。

  • まだまだ多様性は豊かにできる

    • 現在はSaaS業界セールス出身のベテラン社員など、即戦力性のあるメンバーが多く在籍しているのは事実です。とはいえ、今後事業が急拡大して会社としても大きく成長をしていく中で、異業種からのキャリアチェンジ、第二新卒、新卒採用といったバックグランドをもつ優秀な方をも迎え入れていく体制へと、これまで以上に、更に変化していく必要があると考えています。

    • 結果として、多様なカルチャーがミックスされ、より強靭でしなやかな組織へと成長していけることを、とても楽しみにしています。


■最後に:ぜひLayerXで一緒に働きましょう!

今後の数年間で、LayerXは非連続な成長を達成していく企業だと確信しています。その中で、上記のとおり、一緒に戦う仲間が必要です!

特に組織拡大をしていくなかで、SaaS業界やスタートアップ出身のメンバーのみならず、大企業からのキャリアチェンジ、第二新卒、新卒というバックグラウンドをもってジョインしていただけるメンバーの力が必要不可欠です。

また私が個人的に持っている課題感として、大企業↔スタートアップというキャリアパスが、どちらか一方通行になっていて、片道切符のような印象が実態としてあるのではと感じています。

しかし、真に優秀で気概のある人材が様々な業界・職掌を横断して活躍し、より良い社会をつくっていくこと、ここには大企業・スタートアップの別など存在しないと思いますし、むしろ双方のキャリアを積んでいる人間に一日の長があると考えています。

大企業出身でスタートアップ(LayerX)に興味のある方、第二新卒入社希望の方、新卒入社希望の方は、ぜひ以下のMeetyからお話ししましょう!


また多様な職掌で絶賛採用拡大中ですが、その中でも特に急ぎでメンバーを求めているのが以下のポジションです。またLayerXではプロダクト・ビジネスサイドともに全方位で採用強化中です。少しでも興味持っていただけたらカジュアル面談など声かけていただけると嬉しいです。

その他職種はこちらより

ここまでお読みいただきありがとうございました!


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