結婚披露宴でスピーチに失敗しない為に場数で覚えたスピーチテンプレートと成功のコツを公開!
今回は結婚式の披露宴でお決まりの主賓や来賓、友人・同僚としての祝いの言葉、スピーチについてのお話です。
結婚披露宴でスピーチに失敗しない為に、場数で覚えたスピーチテンプレートと成功のコツを公開します!
私も祝辞を頼まれて披露したスピーチが大ウケしたこともあれば、新郎の両親からジョークでスピーチした内容が真に迫りすぎて、その真偽を確かめられたうえに披露宴会場で新郎の昇進を直談判されたこともあるんですよ。
若い頃には結婚式で何回も司会を頼まれた経験もあるし、中には自分が司会を頼まれたけど不安だから一緒に付いていてくれと、どっちが司会者なのか分からないような依頼もあったりして、相当場数も踏んでいます。
そして30代の前半からは、職場の女性社員が結婚するたびに主賓として祝辞を依頼されることが多かったんですね。
それというのも30歳のときに転職した会社の上司と、2年後に二人三脚で独立起業した会社の受注業務が、東京のカスタマーセンター業務の受託事業だったもんだから、周りにいる部下は若い女性だらけでした。(^^ゞ
東証一部の企業からヘッドハンティングされてきた上司は、大阪を本社にして自分が本社部門を仕切り、主軸の東京事業部は私に任してくれるという形で、本社と東京事業部の2つの分業制をとっていました。
そういった立場だったので、カスタマーセンターに勤務する女性たちを率いる責任者として、毎度のことながら結婚になると新婦側の祝辞を依頼されることが多かったんですね。
まぁね、新婦側の祝辞ですから、あまり新郎側の家族や来賓を刺激するような実状は話せないわけですよ。
たとえ取って置きのエピソードがあっても、そこは忖度しなきゃいかんわけですね、適当に短くはしょったり脚色してあげて、無難なスピーチにするわけなんだけど、これじゃ話が半分も面白くないわけですね。
一番面白いのは何と言っても暴露話で、それも本人が赤面してその場から逃げ出したいほどの話じゃないと、なかなかインパクトのあるスピーチなんてむりなんですよ。
なもんだから、どうしても結婚式のスピーチっていうのは、無難なお決まりごとですまされてしまうんですが、たまにはけっこう盛り上がるスピーチもあるんですよ、これが。
そんなエピソードを書いたことがありますが、これはこれまでに出席した結婚披露宴でもっともインパクトのあったスピーチの話。
そしてこちらは、もっとも短かったスピーチの話。
どちらのエピソードも、のほほんと出来ると思うので、まだお読みでなければぜひ、ご一読をオススメします。(^_^)b
まぁね、誰しもがただ狙ってウケるようなスピーチをしようなんて、プロの芸人でもないので欲張らずに、そこそこの場つなぎ程度の感覚で臨めばまぁ合格なんじゃないでしょうか。
そこで、結婚式披露宴のスピーチを頼まれたときに慌てないで済むように
自分のスピーチテンプレートを用意しておくといいですね。
どんなのがいいかは人それぞれだと思うけど、私がいつも使っていたテンプレート(と言うほどのものじゃないけど)を紹介しておきますんで、参考になるようならどうぞお使いくださいね。
1.冒頭の挨拶と名乗り
・ここは定型文を自分の言葉に直して語るだけでじゅうぶん
2.新郎または新婦との関係
・ここも事実を簡潔に分かりやすく伝えるだけでかまわない
3.新郎または新婦と知り合った馴れ初め
・意外なキッカケや、ドジ話、知り合った時の印象などを面白おかしく
4.スピーチを頼まれた(引き受けた)経緯
・頼まれたのか自分から買って出たのか、どうして引き受けたのか
5.印象深いエピソード披露
・新郎・新婦の凄い話やドジ話からの人柄ホメや、こんなところに
感心したというような持ち上げ話を混ぜ込んで、ストーリーのある
エピソードに仕立てるといい
・長すぎて途中でダレないように、笑える話を織り込んで
6.結婚に当たっての危惧やのろけなどのボケ・ツッコミ
・エピソード披露の締めくくりとして二人の結婚を羨ましがったり
皆が想像できそうな「かかあ天下」や「鬼嫁」「手の平転がし」
などの将来の夫婦像を危惧したボケ・ツッコミで締めるといい
7.シメの挨拶
・締めのボケ・ツッコミからの最後の挨拶
・散々落とした話が「実は自分の体験から」のアドバイスだったとか
自分が恐れていることなんだ、というオチで笑いを取る
・最後は新郎新婦へのおめでとうの言葉と、招いていただいたお礼と
ご両家のますますの発展を祈念する挨拶で締める
以上のようなテンプレートを準備して、それぞれのパートごとに自分の語り言葉で原稿を作り、各パートごとのひとかたまりで記憶すると、話す内容を忘れたときでも再開しやすいし、多少の順番入れ替えも可能になりますよ。
各パートごとに覚え込んだら、最後に1~7の順番で通して語れるように覚えるといいですね。
カンペを準備するためにパートごとの先頭にはナンバーをふって、ナンバー込みでそのパートの語りを記憶しておくと、語り漏れも無くなり安心してスピーチに臨むことができますよ。
またカンペを用意するときには、ナンバーごとにキーワードをメモする程度にして、長々と全部の文章をすべて書き連ねるような、丸ごとカンペを創らないことが肝心です。
あくまでもパートの語りを思い出すことができるように、キーワードのみを大きめの文字で一瞥して読み取れるようなカンペにしてくださいね。
キッチリ書き込んだ丸ごとカンペは、会場の雰囲気に合わしてスピーチ内容を変更したり、スピーチ時間を短縮するなどの調整に弱いので、スピーチを失敗しやすいんですよね。
なので臨機応変に応用が効くように、エピソード単位で予備の話を準備しておくとか、時間短縮時に尻切れトンボにならないように、時短で削るパートなども想定して語る練習をしておきましょう。
あと、注意すべきは書いた文章で覚えずに、音読しながら声に出して語る言葉で覚えることです。
語る言葉で覚えておくと、語尾の表現や接続語などを自分らしい普段の語り言葉で喋れるので、緊張することを防ぐ効果もあるんですよね。
最初の挨拶から最後の締めの挨拶までを、各パート単位の主要時間と全部通した所要時間を計測して、自分の裁量で2分間~5分間の幅でスピーチ時間を融通できるように準備しておけば、完璧なスピーチになると思います。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
おそらくですが、これから初めて結婚披露宴に出席するなんていう人は、このnoteを読んでくださる人の中にはいないと思っているけど、もしかしたらと思って書いてみました。
この記事がどこかの誰かの、それもたった1人の人でいいから、お役に立てれば嬉しいなぁ・・・そう考えたのでシェアしますね。
ありきたりの「スピーチハウツー本」より、具体的で使える内容だと確信しておりますので、どうかお役立てくださいまし。
ってことで、今回は
「結婚披露宴でスピーチに失敗しない為に場数で覚えたスピーチテンプレートと成功のコツを公開!」というスピーチのハウツーでした。
では!
スピーチも 準備万端 のほほんと。