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若い頃に経験したペットロスが私たちの人生を大きく変える転機になったという話。
先日のnote散歩で出会ったノリノリさんの記事に、ペットロスの話題があったんですが、それ読んで、そう言えば私たち夫婦の人生もペットロスから大きく変わったんだよなぁ・・・と、昔のことをことを思い出しました。😑
思い出すきっかけを作ってもらったのが、ノリノリさんのこの記事です。
最近東京都知事の小池百合子さんが過労で入院されたけど、あの原因もどうやら18年間を一緒に過ごした愛犬が、この6月に天国に旅立ったかららしいということも、ノリノリさんの記事で知りました。😅
私たちのペットも小池さんの愛犬と同じ、ヨークシャーテリアという犬種だったんですが、ブリーダーさんの元で最初に出産した兄弟・姉妹たちだったので、アンディ・オブ・サンドヒルという立派な名前が付いていましたね。
もちろん血統書の名前がアンディ・オブ・サンドヒルで、普段はアンディと呼ぶわけですが、ご縁というのは不思議なものでアンディを譲ってもらった場所は私設の警察犬訓練所だったんですが、生まれたのは別の土地でした。
その時はどこで生まれたのか知りもせず、問いただしもしなかったのでその警察犬訓練所を経営している方も言われなかったんですが、アンディが亡くなってからわかったことが、私の出身地が生まれた場所だったんですよ。
なので、アンディ・オブ・サンドヒルのサンドヒルは、吹上浜という海岸の砂浜から命名されていたということも、出生地がわかったことで推測できたんですね。
そういう縁で結ばれた私たち夫婦とアンディでしたが、わずか1年あまりで旅立ってしまいました。😥
元気がなく、体調がおかしいのに気がついて動物病院に連れて行ったんですが、レントゲンの結果はアルミフィルムらしきものを飲み込んでいる、という診断でした。
そしてこのまま放置できないので緊急に手術する必要があると言われ、そのまま開腹手術を行うことになったんですが、開腹手術の結果、アルミフィルムらしきものは見当たらず、ただの泡状になった胃液だったようです。😥
ちゃんとした説明もないままに、このまま麻酔が効いている間に連れ帰ってかまわないと言われ、無理に起きようとするといけないから、決して名前を呼ぶなと念押しされて連れ帰ったんですね。😰
病院にいたほうが安心できると伝えたんだけど、動物病院の院長は連れ帰って心配無いからと・・・そして明日の午後に往診するからと言われたので帰宅したんですが、それが失敗だったのか手術が失敗だったのか・・・。😭
ハウスの中に横たえて、昏々と眠っているアンディの身体をそっと撫でながら夜を一緒に過ごしていたんですが、ついうとうとして眠り込んでしまったんですよ。
明け方の4時頃に、アンディが元気よく鳴きながらじゃれついてくる夢を見てハッと目を覚まし、ハウスの中のアンディの寝顔を見ると・・・もう、冷たくなっていたんです・・・。😭
今でもその時のことを思い出して昔話をすると、夫婦して鼻水と涙でぐしゅぐしゅしてしまいます。😰
アンディが亡くなったことを警察犬訓練所に連絡すると、なぜ亡くなったのかということと、どこの動物病院かを聞かれたんですが、病院名を伝えた途端にうめき声とともに、あの病院は藪医者なのに、なんでアソコに・・・。😱
その当時は温泉で有名な指宿市に住んでいたんだけど、指宿ではそこしかなかったもんだから仕方がなかったのですよ。
でも、悔やまれました・・・。😢
そんなつらい思い出があるんだけど、郷里に帰ってきてからも、アンディが生まれたところはどこだろうね、なんて語り合っていたんです。
帰郷してからさっそく自治公民館の役員を仰せつかって、自治公民館活動に協力し始めたんですが、なんと同じ町内の親しくなった先輩のご夫婦がアンディのブリーダーさんだったことが判明したんですよね。😆
今は廃業されているんだけど、大昔に送り出したワンちゃんの第1号がアンディたち兄弟・姉妹だったらしいのです。(^_^)b
それこそ20代前半の時から約半世紀近くを経て、アンディの生まれ故郷であり自分の生まれ故郷でもあるこの地で、出産を手がけたご当人たちと親しくなるなんて、アンディが引き合わせてくれたとしか思えないのですよね。
私たちはアンディを失ってから仕事への情熱も薄れ、ペットロスを癒やすために、自営業を辞めて働きにでも出ようか・・・そう考えて就職した会社から自分の人生の歯車が、大きく回り始めた気がしているんです。(^_^)b
だって、ペットロスを癒やすために転職したわけなので、会社への忠誠心も薄ければ、嫌なことを押しつけてくる理不尽な上司に向かって、へいこらとお世辞を言うつもりもないわけですよ。🤣
だから忖度どころか柵みや阿ねるなんてことには無関心で、まったく出世にも興味がなければ正論だけを主張して、先輩上司関係なく正しいことは正しいと、周囲の顔を伺うようなこともせずに堂々としていたんです。
すると不思議なことに、そういう歯に衣着せずに物言うヤツだと社内で認知されるようになってから、社長や副社長・専務の目に止まって思いがけずに昇進の階段を、それまでの最短記録を次々に更新して昇進できたんですね。
これが会社にしがみつこうとか、出世欲満々で上司の顔を伺っていたらこんなことにはならなかったと思うのです。
組織のために在るべき姿や、向かうべき方向性を我が身の可愛さをさておき真剣に訴え続けていれば、逆に昇進出世の糸口をつかめるという例だと思うんですよ。(^_^)b
ペットロスで傷心の気持を癒やすために入社してから、1年もせずに営業課主任になり、その後の半年で一級主任に昇進し、2年目に入ったときには営業係長に昇格していました。
24歳で入社してから26歳で係長のあと、27歳で最年少の営業所長を仰せつかり若さのせいもあって、ずいぶん頑張ったもんです。😤
その後、30歳を契機にして転職するわけですが、振りかえると人生の転機はやっぱりアンディを失ったことでしたね。
今でもアンディの命日には思い出話に花を咲かし、鼻を垂らすのが我が家の恒例行事となっています。😂
ってことで、今回は
「若い頃に経験したペットロスが私たちの人生を大きく変える転機になったという話。」というペットロスの話でした。
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。
アンディと 夢でじゃれ合い のほほんと
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