見出し画像

【短歌】 梅雨の晴れ間 其の弍

「人との距離」

晴天の
陽(ひ)をよろこびて
歩くけど
日焼け対策
素肌は隠す

紫陽花は
梅雨の晴れ間も
雨の日も
ただ生き生きと
この瞬間(とき)を咲く

先を行く
我の背中に
コツコツと
まつぼっくりを
きみがぶつける

散歩する
あなたの後ろ
歩くとき
染み付いたるは
「人との距離」

あとがき

 知らず知らずに人との距離を置く習慣が身に付いているようでした。郊外の公園は、歩く人は少なかったです。こんなにも人の生活は変わってしまったのかと思い知りました。これからも「人との距離」を保ち、人はアフターコロナを生きて行くだろうね。

画像1


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集