電気代を見直したら〇〇円節約になった〜基本料金編〜
コロナ明けのエネルギー需要の高まり、
ロシアによるウクライナ侵攻等により、
エネルギー価格が上がり、それが生活の電気代・ガス代の値上げに大きく響いてますよね。
去年の電気代ガス代と比べて大きく上がって
「びっくりした!」
「家計が緊迫して困っている」など、
そんな声もかなり聞きます。(同僚やニュースなどから)
ボク自身も何気なく電気代を見てみたら、あら不思議。先月から大きく増えてました。
そこで、「電気代を減らせないかな…?」と思い、電気の見直しをしてみましたので、何を見直したかなどについて、ご紹介させていただきます。
月の電気代はいくら?
23年1月の電気代(12/10〜1/9くらい)は、
6762円でボク史上過去最高。
気になるのは先月(11/10〜12/9)と比べて、
3482円もアップしていることです。
一人暮らしで週に5日ほどは会社に出社しているので、日中の電気代は大して使いません。
ですので、これまでの月の電気代はだいたい3000円くらいで、夏場の多い月で5000円いかないくらいでした。
ちなみに参考程度にここ半年の電気代をお伝えしますと、
22年9月:¥4995円
22年10月:¥4085
22年11月:¥2951
22年12月:¥3280
だいたい1〜2ヶ月遅れで請求されるので、
9月の¥4995は夏の暑い時期にエアコン等使っていたからですが、それにしても今年の冬はあんまり暖房を使ってはいませんでしたが、初の6000円台となりました。
冬は電気代が一番高いと言われています。
自分の場合は、暖房(エアコン)よりもこたつを
積極的に使うので、エアコンや電気毛布ほど電気代はかかりません。
「まあ、冬だからあんまり電気代は気にしないでおこう」そう考えるのもありですが、意外と無理せずまだまだ電気代を下げることはできそうです。
そこで、ずぼらな一人暮らし男子が電気代を下げるためにやったことを今日は紹介していきます。
我が家の電気代を見直そう
その①:電気代の内訳をそもそも知る
電気料金は①+②+③+④で決まるのですが、
それぞれを変動費と固定費に分けると、
①のみ固定費で、②〜④は変動費。
①基本料金と、②電力量料金は自分の力で調整可能だけど(自力というようにします)、
③と④は世界や国の情勢によって大きく変動するため、僕らにはどうすることもできません。
つまりは、電気代を見直すぞと決意したのであれば、「①基本料金(自力の固定費)」と、②「電力量料金(自力の変動費)」を見直すことが最適だということ。
①基本料金を見直す
これはめちゃくちゃシンプル。
電気会社と電気を契約するときに、
決めたアンペア数によって、基本料金が変わります。
一般的に多くの方は10A〜60Aまでの従量電灯Bプランに加入していることが多いと思います。
そこで自分が10〜60のうち何Aを契約しているか?
それによって基本料金が変わります。
東京電力の場合、最低の10Aで286円ほど、
30Aで858円ほど、40Aで1144円でした。
自分の契約アンペア数(A)を知る
自分が何Aに契約しているか、知らない方は毎月郵便ポストに入っている支払い票もしくは部屋の中にあるブレーカーを確認すると書いてあります。
一人暮らしの方はおそらく多くの人が30A(=858円ほど)だと思います。
さて自分の場合は、いくらかな…?
というわけで、まさかの30Aやなくて、40Aでした。
さまざまな電力会社のHPを見る限り、
40Aを契約した方がいい人は、二人〜三人暮らしの人らしいです。
「おい、寂しいやないかいっ!」
一人暮らしの自分には不要なプランを契約していましたね。
(※参考程度に50Aは4人家族、60Aは家族が多く、一日の大半電化製品を使う方だそうです)
さっそく、電力会社に電話して、
「40Aから20Aなら下げてください!」と交渉。
「20Aだと、ブレーカー落ちやすくなるのであんまりおすすめしないです…」と言われたので、
しぶしぶ「じゃあ、30Aで…」と交渉に負けましたが、何とか30Aに変更できました。
一人暮らしで、仕事等で日中は家におらず、
電気も一度にたくさん使わないよ、という人は
20Aでも問題ないと思うので、ぜひご検討を。
契約アンペア数を40A(1144円)から、
30A(858円)に変更しただけで、毎月の基本料金が286円ほど少なくなりました。
逆にいうと286円多く払ってたのかも(泣)
問題なければ次こそ20Aに下げるのもありですね。
②電力量料金
これはシンプルに1ヶ月にどれだけ電気を使用したかで、金額が変わります。
面白いのが、電力料金が120kWhまでなら、1kwhあたり約20円ですが、
120kWhを、超えてくると1kWhあたり26.5円に値上がりします。
所得が上がれば上がるほど税率が増える累進課税のように、電気を使えば使うほど1kWh単位あたりの電力料金も上がるという仕組みなんですね。
じゃあ、一人暮らしの作戦としては、
1kWhあたりの料金が切り替わるボーダーラインである120kWhを超えない電気使用量に抑えることでしょう。
さて先月1月のわたくしの電気使用量はというと、
「うわ、普通に超えてるやん(笑)」
つまり、東京電力でいうと、
120kWhまでは1kWhあたり20円なので、
120×20円で2400円、
120kWhを超える121〜153kwhまでは26.5円までなので、32×26.5円で848円。
自分の②電力使用量は、2400円と848円を足して、3248円ほどでした。。。そこに①の基本料金1144円と、③燃料費調整額、④再生可能エネルギー発電促進賦課金を足すと、毎月請求される電気代になるわけです。
まあ、そう考えると③の燃料費調整額が上昇しているのは痛いですね…(個人にはどうにもできないけども)
本日のまとめ
今回は自分が勉強不足でこれまで知ろうとしてこなかった電気料金の内訳についてまとめてみました。
冒頭でもお伝えしたように、
電気代を見直すぞと決意したのであれば、
少なくとも自分の努力次第で減らせる
「①基本料金(自力の固定費)」と、
「②電力量料金(自力の変動費)」を見直すことが最適だということでした。
しかし、まだまだ寒い日が続きますので、
寒くて凍え死にそうなのに暖房をつけないなどの無茶だけはやめましょうね。
という感じで、次回は電気料金の②である
電力使用量を削減するために、最近やり始めたことについて紹介したいと思いますのでお楽しみに。
それではバイバイやん!
【参考文献】
・LooopでんきHP
https://looop-denki.com/home/denkinavi/savings/electricity/best-ampere/
・Newspics
【ゼロ解説】「なぜ値上げ?」がすぐ分かる、電気料金の超基本
・TEPCO東京電力エナジーパートナーHP
https://www.tepco.co.jp/ep/private/plan/old01.html