たくさん歩く(赤沢自然休養林1) #206
前回からの続きです。
前に上松駅に行ったときにホームの反対側に気動車が保存されていたのですが、それが活躍していた場所、それが赤沢自然休養林となります。
秋探しということで、ぜひ赤沢自然休養林に訪れたいと思いました。
紅葉のピークよりは若干早いですけどね。
駐車場はこんな感じですが、ここに来るまでの道の狭いことと言ったら・・・😅
車の運転に自信がない人は誰かに連れてきてもらった方がいいですよ。
うまく退避したり、ぎりぎりで対向車をかわさないと先に進めないので。
秋田のスギ、青森のヒバと並び、木曽ヒノキは日本三大美林の1つらしい。
ここは天然のヒノキが育つ場所のようです。
伊勢神宮に納められる御神木なんかもここで育ったもののようです。
ここには森林鉄道が走っています。
着いたら、まもなく出発するというアナウンスがあったので早速、向かいます。
赤沢森林鉄道は30分おきの発車。
運行区間は森林鉄道記念館前から丸山渡まで。
往復乗車券しかなく、丸山渡で下車すると(下車は可能)向こうからの乗車はできないため、行って戻ってくるしか帰りの乗車を楽しむことができません。
えー、なんでー😅もうちょっと柔軟な運用求むww
それはさておき、切符を購入すると硬券ではなくヒノキの板に焼印のある木の板を渡されます。
ヒノキの板が乗車券となります。
硬券ならぬ木工券か?😅
※硬券とは厚紙で出来た切符の事
次の列車が出発するまでわずかに時間があるので、森林鉄道記念館の館内に入ってみます。
切符売り場の人にちょっと見に行っていいですか?と聞くとどうぞどうぞと勧められました。
記念館の入り口には理髪車。髪を列車の中で切ったのか?
なんのために?!うーむww
中には古い列車がいました。
外には懐かしい感じのする汽車が。
おー、汽車がいる。
残念ながらこの汽車に引かれる車両に乗れるわけじゃないんですけどね。
汽車の熱効率は7%でディーゼル機関車は40%ということで、両者に働いてもらうなら誰だってディーゼル機関車を選びますわな。
低い姿勢からもパチリ。
この汽車はボールドウィン1号機と呼ばれ、アメリカ製だそうだ。
ユニークな煙突の形状は第二次世界大戦中に小枝を燃料に使う場合に燃えカスが山に散って山火事にならないように工夫されたものらしく、ここにしかない形状とのこと。へぇ~。
小さい記念館ですが見どころは、ありますね。
森林鉄道の歴史が学べる場所。
1975という数字には無条件で反応してしまう。
※生まれた年なので😅
ボールドウィン蒸気機関車は全部で10台はあったとか。
最後の運行後、2台のボールドウィン蒸気機関車はアメリカに里帰りしたらしい。
ヒノキをどうやって運んだかが分かる展示が外にありました。
おそらく、もう使われなくなった気動車。
こんな感じで押したり、引っ張ったりしていたんでしょうねー。
哀愁を感じます。
待ち時間はこんなところで休憩して待つこともできます。
味わいがあるなぁ。
駅の中に入って出発を待ちます。
乗務員の詰所も古そう。
遠くから自分たちが乗り込む列車がやってきました。
乗車中の写真などは次回の記事で。
終わり