良い意味で執着を手放したい

2021年度も折り返しがやってきたようです。

信用金庫の社内ベンチャーとして”まちのワークインフラ”を目指して人と企業を繋げたり、色んな垣根を超えた働き方をつくったり、という毎日です。

漕いでも濃いでも前に進まず、あげくの果てには今前を向いているのか、後ろを向いているのかもわからないような時もありました。振り返ると、とにかく走って、静かに激しくもがいた半年でした。

そして激しくもがき追い込んだ結果、体調を崩したりもしました。

でもそういう苦しい経験から、少し「手放すこと」を体感できました。いい意味で、自分の内側にある執着を手放すことです。

追い込みすぎずに、常にほんのちょっとでも「すき間」「余白」を持つ。そのために、思い切って手放す。

「もっと役に立たないと」
「もっと結果を出さないと」
「もっとたくさんこなさないと」
もっと、もっと、、、

こういう考えが頭を支配している時、多かったです。

こういう感情に執着しすぎると、オンオフが無くなりすぎて持たなくなります。さらに、全力で漕ぎ続ける人には自分でそれを止める術がなかったりします。

頭では「休まないと」と解っているのに、です。

・思い切って休む
・何もしない&考えない時間を作る
・体を動かす
・すき間や余白を作る

と言うように「手放す」というのを自分なりに意識できるようになってから、何か良い流れやご縁がやってきているような気がしています。本当に大事なことに集中できている感覚です。

人間というのは体調を崩したり、何か頭を打つような「痛みを伴う経験」がないと学べない、というのが本質的な姿なのかもしれません。

もう9月も残すところ2日。

今週はけっこう大事な選択をしたり、大事なプレゼンをしたりしています。

まちの為に事業を営む会社を、個性やスキルを持った人が応援できる働き方。今までの垣根を越えた働き方を創る新プロジェクトです。

ひいてはチャレンジしやすい地域社会をつくるためのプロジェクト。

京信人材バンク立ち上げから約1年。ようやくスタートラインが見えてきました。もうすぐです。

ベストを尽くす。
あとは手放す。
そして流れに身を任せる!

これを忘れずに、上半期ラストスパート走り切りましょう!

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