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出雲大社が訪問しダメ出しされる「熊野大社」は出雲一宮!出雲三社!熊野三山相当!意宇六社!

出雲国一宮。平安時代の初期までは出雲大社よりこちらがメインだった!今でも出雲大社がこちらに出向く「鑽火祭」では、ここの下級神職に「餅が小さい!」と怒られる!?『日本書紀』『出雲風土記』にも「熊野大神の社坐す」と記された古社で、659年に斉明天皇の勅命で修造となっているが、始まりは神代に遡り、意宇川源流にある熊野山(天狗山)の頂上の磐座に熊野大明神が降臨したとする。今でも山頂での祭祀は続いている!!

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 さて、昔話をすると、元々は下社と上社と別れていた。熊野山の山頂にある上社は「熊野社」で下社は「伊勢宮」とされていたそうな。明治になり下社は本社で、上社が摂社になったそうな。つまりは、上社が本来と思うべきだろう。

変更履歴
2022/09/22 
2022年9月16日に参拝したので更新(2022/09/16で検索)
2022/02/18 初版

▼HP

▼アクセス

島根県松江市八雲町熊野2451

▼祭神

伊邪那伎日真名子 加夫呂伎熊野大神櫛御気野命(かぶろぎくまののおおかみくしみけぬのみこと。スサノオ)

・伊邪那伎日真名子(いざなぎのひまなご)
  父神である伊邪那伎命がかわいがった御子
・加夫呂伎熊野大神(くまののおおかみ)
  熊野の地の神聖なる神
・櫛御気野命(くしみけぬのみこと)
  スサノオの別名。櫛は奇霊、御気は御食または御木のことで、
  神祖・熊野大神櫛御気野命で熊野大神。

▼見どころ

まずは箇条書きで説明

  • 日本書紀では、659年に出雲国造をして厳神の宮を作る

  • 出雲風土記では、733年に熊野大神社坐すとあるので、このころに鎮座

  • 延喜式(927年ごろ)には熊野坐神社、日本火出初社とも呼ばれ、出雲大社と並ぶ扱いだっとそう

  • 熊野山の上社と下社に分かれており、上社は熊野三社権現、下社は伊勢宮とされていた

  • 1871年委下社を本社、上社を摂社に変更し今の体制へ

  • 古来から出雲大社の宮司が変更されるときはこの神社とやり取りをする火継式が行われ、今も続いている

  • この地域にはスサノオが住民に米作りを教えたという故事がある

  • 10月5日は出雲大社の神職が訪れ、祭祀の道具をいただきに来るのだが、基本、怒られる!?

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 神社前を穏やかに流れる意宇川には朱色の八雲橋が架かっており、自然に包まれた境内は厳かな雰囲気を醸し出しています。
 そして君が代のさざれ石。

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そして鯉の餌やり!?

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いざ!参拝!!

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 熊野大社は、火の発祥の神社として「日本火出初之社(ひのもとひでぞめのやしろ)」とも呼ばれ、その歴史は古く、創建は神代といわれています。

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 楼門?拝殿、本殿が見えます。出雲大社はいつも人だかりですが、ここは空いています。確実に言えることは、出雲大社よりもここのほうがパワーを感じます。

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▽本殿

しめ縄が出雲大社並み!?

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 スサノオが祀られた本殿が正面に、その両隣に母神・イザナミの伊邪那美神社と、妻神である櫛稲田姫の稲田神社が鎮座。社殿は両端から見れますね。

▽稲田神社

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▽伊弉冉神社

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▽荒神社

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ラスト本殿左の荒神社ですが、、なんか面白い・・。

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▽出雲大社の神職が熊野大社に訪問?

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 毎年10月15日に、鑽火殿(さんかでん)という萱葺き屋根の社殿で鑽火祭を行う。鑽火祭では、出雲大社の宮司が火を起こすための燧臼(ひきりうす)と燧杵(ひきりぎね)を受け取りに訪れるのだが、この時、出雲大社が持参した神餅に熊野大社の下級神職がわざと難癖をつけるそうな。出雲大社側は黙って言われっぱなしの状態が続き、最後に要求を聞くならばという条件付きで新餅を受け取り、燧臼(ひきりうす)と燧杵(ひきりぎね)が渡されるそうな。つまり、熊野大社の方が出雲大社より格上であることを指すのかもしれない。

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 このほか 4 月 13 日には、スサノオが稲田姫に結納として櫛を与えたという故事にちなんで、摂社稲田神社に櫛を献納する御櫛祭 (みぐしまつり) が行われる。

▽元宮(上の宮)

今度参拝時には行ってみようと思う。いや、気が向いたら・・。

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 一説によると、紀伊国の熊野三山は、この熊野大社の分霊を勧請したといわれている。しかし、熊野大社と紀伊国・熊野三山は全くの別系統とする説もある。中世には熊野信仰の影響を受けて、上の宮(熊野三社)と下の宮(伊勢宮)に分かれたときもあるようです。

▼旅行記

↓NOTE版はこってり。↓じゃらん版はあっさり。

▼セットで行くところ


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